[メイン] GM : それは、波間に漂う微かな旋律。

それは、人を惑わす妖しの囁き。

それは、弾けて消える儚い泡沫。

入り江に響く、水妖の調べ。

その歌は――上天までは、届かない。

  

ダブルクロス 3rd Edition 『Song of Bottom』



ダブルクロス――それは裏切りを意味する言葉





◆ハンドアウト

全員共通。

「とある漁村で正体不明の《ワーディング》反応が検出された。PC達はUGNに調査を依頼され、現地に赴いた」

[メイン] GM : 『opening 「民宿清水にて」 全員登場

[メイン] GM : UGNから依頼があった。この田舎の漁村で謎のワーディングの反応を確認したので、原因を調査して欲しいという依頼だ。


近隣でオーヴァード同士の戦闘があったという話もない、まだ初動調査の段階だ。


万一の可能性も考えられたため、UGNはオーヴァードを呼集した。


残念ながら観光地も何もないこの漁村にはこの民宿しか宿泊施設がない、なんとか男女別に部屋は準備して貰えたが、それでも手広いとは言い難い。


各々簡単な身支度と荷物の整理をすませ、現状を確認し合うことにした。

[メイン] サスケ : 39+1d10 登場/リザレクト (39+1D10) > 39+7[7] > 46

[メイン] system : [ サスケ ] 侵蝕率 : 39 → 46

[メイン] サーシャ : 38+1d10 登場/リザレクト (38+1D10) > 38+5[5] > 43

[メイン] system : [ サーシャ ] 侵蝕率 : 38 → 43

[メイン] 阿部高和 : 39+1d10 登場/リザレクト (39+1D10) > 39+10[10] > 49

[メイン] system : [ 阿部高和 ] 侵蝕率 : 39 → 49

[メイン] ククール : 35+1d10 登場/リザレクト (35+1D10) > 35+2[2] > 37

[メイン] system : [ ククール ] 侵蝕率 : 35 → 37

[メイン] アクア・ドルフィン : 331d10 登場/リザレクト (331D10) > 0

[メイン] アクア・ドルフィン : 33+1d10 登場/リザレクト (33+1D10) > 33+3[3] > 36

[メイン] system : [ アクア・ドルフィン ] 侵蝕率 : 33 → 36

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 連絡員からいずれ通信か何かあるかもしれないが、まだ連絡は来ない。

[メイン] GM : 簡単な身支度や、部屋の確認などしておくといいだろう。一応部屋は男女別だ。

[メイン] GM :  

[メイン] 清水 晃 : 「御予約の皆さんですか?」

[メイン] 清水 晃 : そう、声をかけてくるのは民宿の従業員、名前は清水晃というらしい。

[メイン] サーシャ : 「はい、私達5人の予約ですね」

[メイン] 清水 晃 : 胸の従業員プレートに名前が書いてある。民宿なので、簡単な手描きのものだ。

[メイン] サーシャ : 「アレクサンドラ・I・ポクルイーシキンの名前で予約しています……」

[メイン] サスケ : 「………同伴のうちはサスケだ」
一先ず、軽く自己紹介を行う

[メイン] 清水 晃 : 「はい、ありがとうございます、お名前頂戴しました……えーと、二部屋、でしたね。ご案内します。一階の居間はロビーの代わりに使ってください。食事もそこで準備させていただきます」

[メイン] ククール : (はあ…なんでこんな可愛い子もいなさそうなクソ田舎に……)
どこともなく空を眺めながら後ろについていく

[メイン] サーシャ : 「食事の時間を聞いておいてもよろしいでしょうか?」

[メイン] 清水 晃 : 「19時を予定しています」

[メイン] サーシャ : 「19時ですね。ありがとうございます」

[メイン] 阿部高和 : 意味深に案内する少年の背後を…主に特定部分を見つめながらついていく

[メイン] 清水 晃 : 「……」
何故だろう、何か視線を感じるような……気のせいかな?

[メイン] サスケ : 「……………了解した」
食事の時間を聞いた後、そのまま案内に従う

[メイン] ククール : 「19時ね。オッケー。それまでのんびり……いや、部屋に男四人も詰め込まれてゆっくりできるか…?」

[メイン] 阿部高和 : (……中々だが、惜しいなァ 流石に若すぎる)

[メイン] 清水 晃 : 「お部屋はこちらの二部屋になります。それでは、ごゆっくり。一階の居間はお好きにお使いください」

[メイン] サーシャ : 「案内ありがとうございます。これからお世話になりますね」

[メイン] 阿部高和 : 「…ああ、ありがとうよ」

[メイン] ククール : 「ああ、わかったよ。案内ありがとう…えーと、昴」

[メイン] サーシャ : ペコリ、と一礼する。

[メイン] サスケ : 「……短い間ではあるが、宜しく頼む」

[メイン] 清水 晃 : 「いえ、その、仕事ですので……では」
照れくさそうにそういって、頭を下げて下がっていく。
まだ若い。十代だろう。

[メイン] アクア・ドルフィン : 「いやー若いのに真面目そうな子だったね!」
シェイプアップ:ヒューマンの取得を忘れたので隠れながらついてきた☆ネオスペーシアンちゃん☆

[メイン] サーシャ : 「……では皆さん」

[メイン] サーシャ : 清水が下がったのを見届けた後。

[メイン] ククール : 「さて、それじゃあ連絡が来るまでこの部屋で待てってことらしいが……どう分けるんだっけ?このイルカさんは海で待機だったかな?」

[メイン] アクア・ドルフィン : 「酷くない?」

[メイン] 阿部高和 : 「ありゃまだ十代……それも半ばってとこか?残念だ」
少年が去っていった後で、惜しむように小声で

[メイン] サスケ : 「………………人数は多い方がいい…故にもう少しはここにいてもらおう」
髪に隠れた異形の瞳を細めつつ

[メイン] サーシャ : 「連絡がこちらに来るまでは、こちらの部屋で待機をお願いします」

[メイン] 阿部高和 : 「待機ね、まァいいさ」

[メイン] サーシャ : 「それまでは、ゆっくりと英気を養ってくださいね」

[メイン] GM : そこで丁度、端末が鳴る。衛星通信だ。

[メイン] ククール : 「人数……人の…数………まあ、そういうことならそれでいいか…」

[メイン] サスケ : 「了解した」

[メイン] アクア・ドルフィン : 「!」

[メイン] GM : 通常の通信手段だと、ここは電波が全然通らない。

[メイン] GM : ド田舎だ。

[メイン] サーシャ : 「と……息つく暇もありませんか」

[メイン] ククール : 「あん?もう来たのかい?」
サーシャの手の機器を覗き込みながら

[メイン] レインコール : 「やぁ、到着したみたいだね。おつかれさん。遠かったろ?」

[メイン] レインコール : そう、連絡員、レインコールが端末越しに笑う。

[メイン] サスケ : 「……どうやら…そのようだ」
鳴る端末を見つつ

[メイン] サーシャ : 「はい、正直に言えば少し疲れましたかね……あはは」

[メイン] ククール : 「遠かったねえ。遠かったよお。電気も届かないようなところまで来る経験は珍しくて嬉しい限りだよ」

[メイン] レインコール : 「そりゃあよかった! じゃ、ついでに観光でも楽しんでくれ。海と山! 経費で行けるんだから良かったねぇ」

[メイン] レインコール : へらへらとそう笑いながら、話を続ける。

[メイン] サーシャ : 「経費……耳が痛い話です」

[メイン] ククール : 「ハハハ」
その内あのヘッドホン殴りたいな。そう思った。

[メイン] アクア・ドルフィン : 「いいね!観光名所でも教えてほしいところだ!」

[メイン] サスケ : 「…………フン」

[メイン] 阿部高和 : 「今のところ、腰も使えなさそうな道端の爺さんや宿の少年しか出会ってないからな 何かいいスポット教えてくれよ」

[メイン] レインコール : 「観光名所は……海かな!! さて、仕事の説明をあらためてしようか、ブリーフィングでも言った通り、謎のワーディングの反応だけが確認された。その原因を突き止め、適切な対応を取って欲しい」

[メイン] レインコール : 「近隣でオーヴァードなどの戦闘は確認されていない」

[メイン] サーシャ : 「反応だけ……ですか」

[メイン] サスケ : 「……行うべきは調査…及び事態の収集と…了解した」

[メイン] 阿部高和 : 「海ね……って、いつものFHの奴らの目撃情報とかもないのかァ?」

[メイン] レインコール : 「反応だけだ。たまたま近隣を通ったUGNの船で辛うじて確認できただけだしね。偶然見つかったといっていい。とはいえ、どんな小さな反応だって確認した以上は調査が必要だ」

[メイン] ククール : 「海かあ……俺はまだ楽しめるかもしれないけどイルカからしたら帰省みたいなもんだから特に嬉しくもないよなあ…」
任務を適当に聞き流しつつ、後ろで戯言を吐く

[メイン] レインコール : 「FHもゼノスもその他も一切ないねぇ」

[メイン] レインコール : 「見ての通り、残念ながらそこは近隣支部からもかなり遠い。即座の応援などは望めない。基本的には現場判断でやってもらうことになる」

[メイン] ククール : 「まあそんならとっとと調べてこんなクソ田舎からおさらばしようぜ」

[メイン] サスケ : 「成る程…確認されている範囲で他の組織の動きは無しと」
レインコールの返答を聞いて

[メイン] 阿部高和 : 「へぇーッ 俺からすりゃあ気楽でいいけどな…それだけの為に5人呼んだのかい?」

[メイン] レインコール : 「慎重に判断してくれ……この村の『日常』を乱しては本末転倒だからね。概要はそんなところだ。何か質問はあるかな?」

[メイン] サーシャ : (FHもゼノスの関与も確認できない……はぐれたRBなどでしょうか……?)

[メイン] レインコール : 「そりゃあ一大事だったら嫌だからね」

[メイン] レインコール : 「即座に応援出せないんだから、いきなり少数精鋭で突っ込ませるほうがいいさ」

[メイン] サスケ : 「…誰からも無いのであればオレが質問をしよう」

[メイン] アクア・ドルフィン : 「それはそう。戦力の出し惜しみは下策だからね」

[メイン] ククール : 「おおう、信頼が厚くて嬉しいことこの上なしだ」
「ああ、質問?どうぞどうぞ」

[メイン] サスケ : 「……『調査』とはあるが……それについて明確な時間制限等は設けられているか?」

[メイン] 阿部高和 : 「成程、なァ」

[メイン] レインコール : 「特に設けてはいないけど、まぁ早ければ早い程いいのは間違いないね」

[メイン] サーシャ : 「……ワーディングの反応が確認されたポイントについてももう一度確認しておきましょう」

[メイン] レインコール : 「長くとってもせいぜい一週間と考えてくれ。それで何も見つからないなら、仕方ないから次は大部隊でいく」

[メイン] レインコール : 「詳しい場所はわかってない、なにせ船の機器でわかっただけだ」

[メイン] レインコール : 「この辺りっていう、大雑把なことしかまだわかってないよ」

[メイン] アクア・ドルフィン : 「あんまり大事にはしたくないねぇ…できるなら僕達だけで終わらせたいところだ」

[メイン] 阿部高和 : 「1週間かァ、ま、そんだけあるなら何とかなるだろうよ」

[メイン] ククール : 「期限が1週間で細かい場所はおいおいってことね。オーケイ。分かりやすくて結構」

[メイン] サーシャ : 「ありがとうございます。皆さんからは他に質問はありますか?」

[メイン] サスケ : 「……了解」
小さく肯定する

[メイン] 阿部高和 : 「俺からはないぜ レインコールが男漁りの名所でも知ってんなら話は別だが」

[メイン] ククール : 「いんや、俺からは特に」
いつもと同じだ。街中かこんなクソ田舎かって違いはあるだろうが。やるこた変わらねえ

[メイン] サスケ : 「此方からは他に無い」
サーシャ支部長に対して返答する

[メイン] アクア・ドルフィン : 「僕からも特にないかな」

[メイン] サーシャ : 「こちらからの質問は以上です、レインコールさん」

[メイン] レインコール : 「生憎と俺はノンケさ。とりあえず、わかったよ。それじゃあ、俺はこれで。なんかあったら気軽に連絡してね」

[メイン] レインコール : それきり、通信機は静かになった。

[メイン] 阿部高和 : 「そりゃ残念」

[メイン] ククール : 「残念だったな阿部」

[メイン] 阿部高和 : 「まァいいさ、田舎の突発的な出会いに期待するのも悪くないしな……で、これからどうする?」

[メイン] ククール : 「まあ、それは良いとして…どうするよ支部長サン?これからの行動方針」

[メイン] サーシャ : 「早速海へ出ましょう。調査は早ければ早いほうが良いですからね」

[メイン] サーシャ : 「到着早々ですが……頑張りましょう、皆さん」

[メイン] サスケ : 「…………了解」
再び短く返事を行う

[メイン] 阿部高和 : 「了解だ」
「早速水着用意してくるか……♠」

[メイン] アクア・ドルフィン : 「わかったよ!海だァ~!」

[メイン] ククール : 「了解。君の手となり足となり働くことを約束しようじゃないか」
クククと胡散くさい笑みを浮かべ、騎士のするようなポーズを取る

[メイン] サスケ : 「…時間は1週間、そして所在が特定されていない存在……あまり時間があるとは言えんな」

[メイン] サーシャ : 「はい、そして地道な調査になると思われます」

[メイン] ククール : 「まあ、若干の希望があるとすれば船でワーディング反応を拾えるくらいだし…案外近付いたらすぐ反応を捕まえられるかもしれないぜ?」

[メイン] サーシャ : 「その希望に縋りたいですね……ククールさん」

[メイン] ククール : 「…と、ここで話してても仕方ねえな。早速行こうか」
荷物を部屋に置き、手早く一階に向かう

[メイン] 阿部高和 : 「さっさと片付けて、残りの6日は田舎で楽しむとしようぜ」

[メイン] サスケ : 「何にせよ……ここを長居するつもりもない…地道かつ確実に調査を行いたいものだな」
荷物を部屋に置き、ククールに付いて行く

[メイン] サーシャ : 手荷物だけを持って身軽になり、屋外へと向かう。

[メイン] 阿部高和 : 荷物から海パンをツナギの中に忍ばせ、一同に続く

[メイン] アクア・ドルフィン : アクア・ドルフィン発進!
🐬三三三三三三三三三

[メイン] サーシャ : (……普段は戦闘の指揮しか取っていなかったので、慣れませんね……)

[メイン] サーシャ : (……ふぅ、ペテルブルグから飛ばされてきて数ヶ月……日本の観光もしてみたいですが、さて)

[メイン] ククール : (はーあ、とっとと帰りたいもんだね)
弓の調子を確かめながら、そのまま外へ

[メイン] ククール :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ・『漁村について』 情報(噂話):7 情報(UGN):9 
・『ワーディングの反応について』 情報(UGN):8 情報(噂話):9

[メイン] GM :  

[メイン] ククール : middle 「田舎の海」 登場:任意

[メイン] ククール : 37+1d10 登場/リザレクト (37+1D10) > 37+10[10] > 47

[メイン] system : [ ククール ] 侵蝕率 : 37 → 47

[メイン] サスケ : 46+1d10 登場/リザレクト (46+1D10) > 46+6[6] > 52

[メイン] サーシャ : 43+1d10 登場/リザレクト (43+1D10) > 43+6[6] > 49

[メイン] 阿部高和 : 49+1d10 登場/リザレクト (49+1D10) > 49+6[6] > 55

[メイン] system : [ サスケ ] 侵蝕率 : 46 → 52

[メイン] system : [ サーシャ ] 侵蝕率 : 43 → 49

[メイン] system : [ 阿部高和 ] 侵蝕率 : 49 → 55

[メイン] アクア・ドルフィン : 36+1d10 登場/リザレクト (36+1D10) > 36+1[1] > 37

[メイン] system : [ アクア・ドルフィン ] 侵蝕率 : 36 → 37

[メイン] ククール :  

[メイン] ククール : 「うーん。田舎の海だ。閉鎖的でありながら開放的という実に哲学的な空間じゃないか。君らもそう思わない?」
振り向きながら、周囲に世間話を投げかける

[メイン] サーシャ : 「落ち着いた雰囲気ですね……波の音が心地いい」

[メイン] サスケ : 「………成る程、確かにその通りではある…ここが田舎というあまり人を寄せ付けない閉鎖的な空間である以上はな」

[メイン] 阿部高和 : 「ああ……そうだなァ……」
ククールの世間話を聞いているのか聞いていないのか、海パン一つを身に纏った男は周囲に忙しく目をやっている

[メイン] サーシャ : (これが日本の海……こちらの海は、冬でも凍らない……んでしたか)

[メイン] アクア・ドルフィン : 「ウェミダー!」

[メイン] ククール : 「テンション高いなこのイルカ」

[メイン] アクア・ドルフィン : 「海といえば僕の出番…ということだね?」

[メイン] サーシャ : 「はい、お願いできますか?ドルフィンさん」

[メイン] サスケ : 「………フン」
Aオーヴァードの仲間を見て鼻息を鳴らす

[メイン] 阿部高和 : 「……駄目だ、目ぼしい兄ちゃんもおっさんも目につきゃしない、田舎ってのも考えもんだな」

[メイン] ククール : 「そんじゃあ海ん中だし、一番向いてそうなお前に任せるか」
「期待してるぜ。イルカの力」

[メイン] 阿部高和 : 「…んん、ああ、頼んだぜアクア」

[メイン] アクア・ドルフィン : 「任せてくれ!バッチリ情報を探し出してみせるよ!」

[メイン] サーシャ : 「関係を作ろうとするのは任務が終わってからお願いしますっ!」

[メイン] サスケ : 「…………違いない」

[メイン] 阿部高和 : 「すまんすまん、わかったよ」

[メイン] ククール : 「任務が終わったら良いのか……いやでもまあプライベートだし……良いのか…?」
小声で独り言

[メイン] アクア・ドルフィン : というわけで『ワーディングの反応について』についてUGNで調べる

[メイン] GM : どうぞ

[メイン] アクア・ドルフィン : 1dx+2>=8 (1DX10+2>=8) > 4[4]+2 > 6 > 失敗

[メイン] アクア・ドルフィン : しまった援護の風使うの忘れてた🌈

[メイン] 阿部高和 : 🌈

[メイン] サスケ : 🌈

[メイン] サーシャ : 🌈

[メイン] ククール : 🌈

[メイン] アクア・ドルフィン : まぁいいでしょう

[メイン] アクア・ドルフィン : 「な


…………………わからなかった!」

[メイン] 阿部高和 : なら一応コネ:噂話あるし俺が調べてみるかァ…

[メイン] ククール : 「まあ仕方ないさ、時間はまだあるんだボチボチ行こうぜ」

[メイン] アクア・ドルフィン : 今度こそ援護の風使うぞ
来い

[メイン] アクア・ドルフィン : 阿部さんにね

[メイン] サーシャ : 「はい、分からなければ継続して調べれば大丈夫ですから」

[メイン] 阿部高和 : わかった

[メイン] system : [ アクア・ドルフィン ] 侵蝕率 : 37 → 39

[メイン] サスケ : 「……違いないな」

[メイン] アクア・ドルフィン : ウィンドブレスもあったのでダイス+4 達成値+6

[メイン] system : [ アクア・ドルフィン ] 侵蝕率 : 39 → 41

[メイン] 阿部高和 : すんげェ~!!

[メイン] 阿部高和 : 8dx+6 (8DX10+6) > 10[3,5,6,7,9,9,10,10]+6[3,6]+6 > 22

[メイン] サーシャ :

[メイン] アクア・ドルフィン :

[メイン] サスケ : 「……ワーディングの反応についてはオレが調べよう…生憎とその類は得意だ」

[メイン] サスケ :

[メイン] 阿部高和 : こっちは漁村の方を調べたってことで頼む

[メイン] GM : いいよ

[メイン] サスケ : 3dx10+10>=8 『ワーディングの反応について』 (3DX10+10>=8) > 6[1,5,6]+10 > 16 > 成功

[メイン] 阿部高和 :

[メイン] アクア・ドルフィン :

[メイン] サーシャ :

[メイン] ククール : よくやった!

[メイン] GM : ・『漁村について』 情報(噂話):7 情報(UGN):9 
日本海側のさびれた漁村。
これといった観光資源は何もなく、外から人間が来ることはほとんどない。
とはいえ、村は長閑で平穏であり、村人同士も仲良く平和に『日常』を過している。
昔から海神が奉じられており、文化圏としてはいまだに大和文化が根強く残っている。
僻地であるため、他レネゲイド組織の干渉などもなく、FHエージェントなどの介入は考えづらい。
滅多に外から人が来ることがないため、一行の事は既に村では噂になっているようだ。

[メイン] 阿部高和 : 「アクアの奴が調べてる間に…こっちも色々村の男連中に聞いてきたぜ」

[メイン] GM : ・『ワーディングの反応について』 情報(UGN):8 情報(噂話):9
海のほうから夜な夜な反応がある。
微かな反応であり、かなり気を付けないと追うことができない。
誰か知覚技能判定で8以上を出さないと場所が特定できない。

[メイン] サスケ : 「……感謝する、此方ももうすぐ調べ終えそうだ」
風に靡かれ髪の奥の薄紫の左眼を晒しつつ

[メイン] ククール : 「噂になってる…ね。」
レネゲイドや事件の解決は秘密裏に行われることから、多少の懸念が出来た

[メイン] サーシャ : 「噂ですか……あまり目立ちたくはないのですが」

[メイン] ククール : 「…まあ、最終的にはあのヘッドホンが苦労してくれるか」
へらへらとした連絡員の顔を思い出して薄ら笑いを浮かべる

[メイン] サスケ : 「……成る程、そう言った意味でも最長1週間と言う時間制限は適切か」

[メイン] アクア・ドルフィン : 「まぁこんな場所に余所者が来たら気になるよね」

[メイン] サーシャ : 「とにかくお疲れさまです、二人共」

[メイン] 阿部高和 : 「ま、精々村に馴染む努力してみるさ アクアとサスケもお疲れ」

[メイン] ククール : 「おう、3人ともご苦労さん…だな」

[メイン] アクア・ドルフィン : 「みんなお疲れ様だね!」

[メイン] サーシャ : 「夜に反応があるとすれば……やはり夜に探索を行うべきでしょう」

[メイン] サスケ : 「賛成だ……各々の『眼』で確認しない事には判断のしようが無いからな」

[メイン] ククール : 「だな…一度出直すとするか」

[メイン] サーシャ : 「19時には宿の夕食があるので、それを摂り終わってから調査を行います」

[メイン] サスケ : 「これに関しても賛成だ…他にやるべき事があるのであれば夜に備えて済ませる程度か」

[メイン] 阿部高和 : 「夕食か…田舎の海の幸って奴が出るのかねェ 楽しみじゃないの」

[メイン] アクア・ドルフィン : 「了解したよ!」

[メイン] ククール : 「海神の信仰……それに夜な夜な起きるワーディングなどのレネゲイド反応…無関係と切って捨てるにはどうも引っ掛かりがあるが…」
「まあ、多少調べつつ戻ろうか」

[メイン] サーシャ : (……そうなのよね、日本の海産物は美味しいと聞いているから…………)

[メイン] ククール : という訳で知識:レネゲイドで海神の信仰について調べるぜ

[メイン] サスケ : 「なら、その観点からの調査は任せたぞ…ククール」

[メイン] サーシャ : 「信仰が繋がって……という事もあります。夕食までにそちらもお願いします」

[メイン] ククール : 「ああ。任されたぜ」

[メイン] ククール : 3DX+1>=8 知識:レネゲイド (3DX10+1>=8) > 7[2,4,7]+1 > 8 > 成功

[メイン] サーシャ :

[メイン] サーシャ : よくやりました!

[メイン] アクア・ドルフィン : 「オリジン:レジェンドの可能性もある…ってコト!?」

[メイン] ククール :


[メイン] 阿部高和 :


[メイン] アクア・ドルフィン : よくやった!

[メイン] サスケ : よくやった!

[メイン] ククール : 「んん、まあ、その辺も杞憂なら杞憂で良いし…何にせよ、知らないことには判断もできないからな」

[メイン] GM : ・『海神の信仰について』
人魚伝説が昔からあり、神社などにもそれらを模した御神体が飾られている。
食べると不老不死になるなどの一般的な伝説だ。
ただ、この地方の伝説は少し変わっており、人魚は物憂げな顔をした美女で、いつも何か歌を歌っているらしい。
その歌に魅入られ、海に消える若者なども昔はいたそうだ。
ちなみに今は完全に廃れた神話であり、老人が昔話として子供に聞かせる程度だ。
本気にしてる人は当たり前だが一人もおらず、若い世代はそもそも知らないという人も多い。

[メイン] サスケ : 「……さて、何かわかったか?」

[メイン] ククール : 「ああ……まあ、よくある話…ではないが、それらしいことは」
皆に要旨を伝えた

[メイン] サーシャ : 「人魚……日本にもマーメイドのような伝説が?」

[メイン] アクア・ドルフィン : 「へ~!人魚の伝説かぁ。謎の親近感を覚えるよ」

[メイン] 阿部高和 : 「人魚の肉を食べると不老不死に……なんて話は少しばかり聞いたことあったが、実際に信仰されてんのを聞いたのは初めてだ」

[メイン] ククール : 「くくく、案外、村の連中にカミサマ〜っつって飯でも貰えるかもしれねえぜ?」
アクアに笑い話を伝えるように

[メイン] サスケ : 「……人魚伝説か」

[メイン] アクア・ドルフィン : 「面白そうだけど村人もビックリしちゃうかも。でもコスプレと言えばなんとか…?」

[メイン] サーシャ : 「……確かにアクアさんの格好は目立ちますから、何か設定を作っておくのはいい考えですね」

[メイン] サスケ : 「……既に噂立っているとは言えこれ以上目立つつもりもない…あまり軽率に動かない方がいい気もするが……サーシャ支部長の言にも一理あるか」

[メイン] アクア・ドルフィン : 「オカルト趣味で伝説に興味を持ったコスプレマン!これならイケる!」

[メイン] 阿部高和 : 「設定作るにしても神のコスプレってのはどうなんだァ……?案外今はウケたりすんのかね」

[メイン] アクア・ドルフィン : 「……怒られたら全力で謝ろう!」

[メイン] ククール : 「そ、そうだな…怒られるのは勘弁だが…っと、そろそろ宿だな」

[メイン] 阿部高和 : 「そんときゃ俺も付き合うさ」

[メイン] 清水 晃 : 宿の軒先で、例の従業員の子が古臭い竹箒で庭先を掃除していた。

[メイン] 清水 晃 : 「あ、おかえりなさい。何もない村でしょう?」

[メイン] サスケ : 「ああ…そうだな…では当初の予定通り19時に食事を摂り…と」
従業員に気付き言葉を止める

[メイン] ククール : 「ハハハ、そうだな……まあ、何もないってのははい。でもヒトノココロノアタタカサくらいはあるんじゃないの?知らないけど。…君はこういう村好き?」

[メイン] サーシャ : 「あら、あなたは……清水さん」

[メイン] 清水 晃 : 「……いや、まぁ」

[メイン] サスケ : 「何もない村か…しかしならがこれはこれで風情があると思うがな」

[メイン] 清水 晃 : 答えにくそうにしている、本来なら従業員らしく地元の名産でも紹介すべきなのだろうが、それができるほどの年は重ねていない。

[メイン] アクア・ドルフィン : 「いやいや、人魚伝説とか興味深くてとてもよろしい!よろしいですぞ!」

[メイン] 清水 晃 : 「……ただのつまらない迷信ですよ」

[メイン] 清水 晃 : 小さく溜息を吐く。

[メイン] 清水 晃 : 「何もない村ですよ、スマホだって使えないんですよ」

[メイン] 阿部高和 : 「そういや、若者の間じゃ信じられてないとかだったなァ やっぱり清水も信じちゃいないのか?」

[メイン] 清水 晃 : 「まぁ、そりゃあ……そんなのオカルト好きだけでしょ」

[メイン] 清水 晃 : 乾いた笑いを漏らす。

[メイン] ククール : 「でも若いのに詳しいね。俺なんか地元の昔話なんて知らない不良だったりしたけど…偉いなあ昴は」

[メイン] 清水 晃 : 「こんなところ勤めてますからね……」

[メイン] サーシャ : (確かに……ククールさんの情報ではそもそも、若い人は知らない人が多い、という話でしたね)

[メイン] サスケ : 「フッ……違いない……が、その歳でよく知っているな…やはりこの場だと老人達の情報などが集まると言うことか」

[メイン] アクア・ドルフィン : 「宇宙友愛協会の僕にとってはもっと詳しいことを知りたいところなんだけどね…」

[メイン] 清水 晃 : 「同級生もほとんどいませんでしたからね。学校も高校以外は分校しか通った事ないですよ」

[メイン] 清水 晃 : 「小学校と中学校は全学年一緒でした」

[メイン] ククール : 「んー本当にあるんだなあ…そういうとこ」

[メイン] 清水 晃 : 「……田舎なんてこんなもんですよ」

[メイン] 清水 晃 : そういってから、腕時計をみて。

[メイン] サーシャ : 「……ちなみに、よろしければ清水さんの歳をお聞きしても?」

[メイン] サスケ : 「…………そうか」
人と話す機会が少ないことを嘆くべきか、余計な関わりを持たないでいいかを喜ぶべきか…そう言った眼をしつつ聞く

[メイン] 清水 晃 : 「あと二時間もしたら夕食にできますよ。え? あ……18です」

[メイン] 阿部高和 : (18だとォ……🌈考察外れた🌈)

[メイン] サーシャ : 「18歳ですか……私は17なので、一つ後輩ですね」

[メイン] 清水 晃 : 「いや、まぁ……似たようなもんですよ……」

[メイン] ククール : 「ん。もうそんな時間か……」
何時間歩いたのかなんてつまらないことを考える

[メイン] サーシャ : 「歳が同じなら、同級生と言えましたが……難しいものです」

[メイン] 清水 晃 : 女性と喋る事自体それ程慣れていないのか、気恥ずかしそうにそういって。

[メイン] 阿部高和 : 「……飯か、期待してるぜ 海も綺麗だったし、色々あるだろ?」

[メイン] サスケ : (………後2時間か)
その後のことを思い時間を考えつつ会話を聞いていく

[メイン] サーシャ : (2時間ですか……少し時間が空いてしまいますね)

[メイン] 清水 晃 : 「あ、はい、この時期は……アマダイがとれるんで、刺身でお出しします」

[メイン] ククール : 「んー…まあそれなりに歩いたしちょっとくらいゆっくりしても良いだろう。魚料理、楽しみにしてるぜ」
最後に一瞥を少年に向け、階段を登っていく

[メイン] アクア・ドルフィン : 「へ~!それは期待できそうだ」

[メイン] 阿部高和 : 「アマダイの刺身かァ、そりゃいいや…腹空かせとかないと…な!」

[メイン] サーシャ : 「……楽しみ」
小声でポツリと、誰にも聞こえないぐらいの声で告げる。

[メイン] 清水 晃 : 「……ごゆっくり」

[メイン] 清水 晃 : そういって、一同を見送った。

[メイン] ククール :  

[メイン] ククール :  

[メイン] ククール :  

[メイン] GM : trigger 「夜の海」 登場任意

[メイン] サスケ : 52+1d10 登場/リザレクト (52+1D10) > 52+9[9] > 61

[雑談] system : [ サスケ ] 侵蝕率 : 52 → 61

[メイン] ククール : 47+1d10 登場/リザレクト (47+1D10) > 47+3[3] > 50

[メイン] サーシャ : 49+1d10 (49+1D10) > 49+5[5] > 54

[メイン] アクア・ドルフィン : 41+1d10 登場/リザレクト (41+1D10) > 41+9[9] > 50

[メイン] system : [ サーシャ ] 侵蝕率 : 49 → 54

[メイン] system : [ ククール ] 侵蝕率 : 47 → 50

[メイン] system : [ アクア・ドルフィン ] 侵蝕率 : 41 → 50

[メイン] 阿部高和 : 55+1d10 登場/リザレクト (55+1D10) > 55+3[3] > 58

[メイン] system : [ 阿部高和 ] 侵蝕率 : 55 → 58

[メイン] アクア・ドルフィン : サーシャに援護の風とウィンドブレス発動
ダイス+4 達成値+6

[メイン] system : [ アクア・ドルフィン ] 侵蝕率 : 50 → 54

[メイン] サーシャ : うわ!ありがとうございます!

[メイン] サーシャ : 6DX+7 知覚判定 (6DX10+7) > 8[3,3,3,3,4,8]+7 > 15

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 反応は入り江の方から出ている。

[メイン] サーシャ : 夏の日差しも収まり、闇が辺りを包む頃。

[メイン] サーシャ : 私はサイバーレッグにより、脚に戦闘飛行脚……通称ストライカーユニットを装着して辺りを調査する。

[メイン] サーシャ : アクアによって引き起こされた風に乗った私は、この空域を縦横無尽に確認していく。

[メイン] サーシャ : ……海上の調査を終え、入り江に向かう所。

[メイン] サーシャ : 「……!これですか……」

[メイン] サーシャ : 「一度戻って皆さんに知らせますか」

[メイン] サーシャ : ……そして。

[メイン] サーシャ : 「……という事で、入り江から反応が確認されました」

[メイン] ククール : 「おお、でかした。ナイスだ支部長さん」

[メイン] サスケ : 「………入り江か、よく調べてくれた…感謝する」

[メイン] 阿部高和 : 「お疲れさん、しかし海上じゃなく入江とはなァ」

[メイン] サーシャ : 「ええ、私も想定していませんでした……」

[メイン] アクア・ドルフィン : 「いいね!これで正体に一歩近づいた!」

[メイン] GM : ところどころが潮風に浸食された入り江の奥は洞窟になっているが……奥から風が吹きぬけていた。入り口が一つではない証拠だ。

そして、その夜風に乗って……微かに何かが聞こえてくる。

[メイン] GM : 歌声だ。

[メイン] サスケ : 「…………何だ…?」
聞こえてくる何かに意識を向ける

[メイン] 阿部高和 : 「だがまァ、調査をアクア一人に任せずに済むのはこっちとしちゃ助か……なんだァ?」

[メイン] ククール : 「……おい。コレって…」

[メイン] GM : 微かな『ワーディング』も展開されている。
レネゲイドに纏わる『何か』がいることは、間違いなかった。

[メイン] サーシャ : (……歌声?これではまるで)

[メイン] アクア・ドルフィン : 「これは…歌声…?」

[メイン] サスケ : 「歌声にこれは…僅かばかりではあるが『ワーディング』か…」

[メイン] ククール : 「…………『ただの迷信』じゃあなかったってことか…」

[メイン] 阿部高和 : 「人魚伝説に歌声と来たか……清水の言う通りただの迷信かと思ってたが、らしくなってきたじゃあないの」

[メイン] サーシャ : 「向かいましょう。何があっても対応できるよう、準備はして下さい」

[メイン] アクア・ドルフィン : 「うん、何かが洞窟にいるのは間違いない。気を付けて探そう」

[メイン] GM : 満ち潮の関係でところどころ水没した洞窟の奥。

洞窟の最奥は……天井がなかった。門のように大口を開けたもう一つの入り口は、海へと繋がっている。

月光が降り注ぐ、水没した岩辺。

そこで……一人の半裸の女が、月明りに照らされて、ただただ歌を歌っていた。

[メイン] ククール : 「りょーかい。帰るまでが遠足だからな」
若い支部長の指示を受け、いつでも弓を構えられるよう手を伸ばし────

[メイン] 人魚 : 水上に突き出た岩場に腰掛け、滔々と歌をうたい続ける女は……四肢を半分しか持たなかった。
上半身は裸。下半身は……魚。
人魚、という単語が似付かわしい。
微かな『ワーディング』を展開しながら、ただただ歌を歌い続ける。

[メイン] ククール : 「────ああ?」

[メイン] サスケ : 「……成る程、確かに人魚そのものに近いか」

[メイン] アクア・ドルフィン : 「UGN調査隊、人魚伝説の正体を発見!…ってところかな?」

[メイン] 阿部高和 : 「……ワーディングがなけりゃ、素直に伝説との邂逅に驚けたところなんだが」

[メイン] サーシャ : 「……ローレライ、といった所ですか」

[メイン] ククール : 「あー………まあ、なんだ。まずはお話…でもするか?」
周りの顔を伺う

[メイン] サスケ : 「…………警戒は怠らない方がいいが…まずは対話が先だな」
《異形の痕》を用いてその右眼を真紅に染めつつククールの意見に賛同する

[メイン] サーシャ : 「まずは対話、というのがUGNの方針です。彼女の話を聞いてみましょう」

[メイン] アクア・ドルフィン : 「ああ、ちょっと待ってくるかな」

[メイン] 阿部高和 : 「…会話にゃ賛成だが、あの人魚…逃げたりしないかァ?」

[メイン] アクア・ドルフィン : と言いながらレネゲイドスカウターを用意する

[メイン] アクア・ドルフィン : 「これ、宇宙友愛協会のアイテム!レネゲイドスカウター!」

[メイン] サーシャ : 「その時にはアクアさんに追跡をお願いしましょう」

[メイン] ククール : 「に、逃げられたらまあ……その時考えよう。何にせよ初っ端から弓でご挨拶ってのはレディ相手にゃマナー違反だ」

[メイン] アクア・ドルフィン : 「これを使うと相手の侵蝕率がわかっちゃう!」

[メイン] 阿部高和 : 「へ~!…で、どういう効果があるんだそりゃ」

[メイン] アクア・ドルフィン : 「一応事前に調べといたほうがいいだろう?」

[メイン] サスケ : 宇宙友愛協会、と言う単語に僅かばかり眼を細めアクアドルフィンを一瞥するが直ぐに人魚の方を向く

[メイン] ククール : (…コイツなんで宇宙友愛協会の道具を……?)
一瞬、疑念はよぎったが深く追及しても誰も幸せにならない。
俺は何も聞かなかった

[メイン] サーシャ : 「……そのスカウターには、何と表示されていますか?」

[メイン] 人魚 : 侵蝕率は80%そこそこ。

[メイン] サーシャ : (……何も聞かなかった事にしましょう。ええ)

[メイン] 阿部高和 : 「よくわからんが、便利なもんだな…なら事前調査といざって時の追跡は任せた」

[メイン] アクア・ドルフィン : 「ふ~む、80%くらいのようだね。少なくともジャームではないようだ」

[メイン] サスケ : 「さて……その道具で侵蝕率は計れたようだな」

[メイン] ククール : 「ああ。レディを見透かすってのは趣味じゃないが…まあ、いきなり殺し合い…なんてことにゃあならずに済みそうだな。助かったぜアクア」

[メイン] ククール : (…しかし80%。まだ、問題のない範囲ではあるが………どうなるかな)

[メイン] サーシャ : 「……それでは、行きましょう」

[メイン] サスケ : 「………80%……危険域ではある…か」
ボソッと周りに聞こえないように呟く

[メイン] 阿部高和 : 「80%ね……刺激はなるだけ控えていくかァ」

[メイン] ククール : 「りょーかい」
警戒心を見せないため、弓を背後に隠しつつ、また後続への攻撃を遮るために先頭を行く

[メイン] アクア・ドルフィン : 「うんうん、まずは友好的にいこうじゃないか」

[メイン] サーシャ : ……歌声のみが聞こえる洞窟に、幾つかの足音が聞こえだす。

[メイン] サーシャ : 「……いい歌ですね」

[メイン] 人魚 : 返事をせず、静かに歌い続けている。
敵意や害意は感じさせないが、同時に一行への興味も感じない。
歌っているだけだ。

[メイン] 人魚 : 軽く視線は向けたが、それだけだ。

[メイン] 人魚 : 無論、ワーディングは展開しっぱなしだ。

[メイン] ククール : 「……シカトと来たかい」
サーシャの言葉や、自分たちの姿に反応を見せない人魚を一瞥して

[メイン] アクア・ドルフィン : 「う~ん興味ナシって感じだね」

[メイン] 阿部高和 : 「十分な意思疎通は無理そうかァ?こりゃ…」

[メイン] サスケ : 「………『人』よりかは『動物』に近いか…?コイツは」

[メイン] サーシャ : 「少しお聴かせ願えますか?」
彼女に少し近づき、聞く。無論返答には期待は出来ないが……

[メイン] ククール : 「無駄にことを荒立てるつもりはサラサラないが……おーい。聞こえますかー?」
手をひらひらさせる

[メイン] 人魚 : やはり返答も反応もない。しかし。

[メイン] サーシャ : 「歌、それ自体に何かのメッセージがあるかもしれません。少し聴いてみましょう」

[メイン] サーシャ : 小声で皆に伝える。

[メイン] 清水 晃 : 「……そんなこったろうと思ったよ」

[メイン] サーシャ :

[メイン] アクア・ドルフィン : 「!」

[メイン] 阿部高和 : 「!」

[メイン] ククール : 「!」

[メイン] サスケ : 「……………!」

[メイン] 清水 晃 : 代わりに声を出したのは、背後から現れた影……清水晃。民宿の少年。

[メイン] 清水 晃 : 敵意剥き出しの表情で一同を睨みつけて、溜息をつく。

[メイン] 清水 晃 : 「おかしいと思ったんだよ、こんな夜中に外にでて……しかも調べ回ってることは人魚伝説。話が出来過ぎてる」

[メイン] ククール : 「……おっと…?ワーディングが展開されてたんだがそこに入って来れるとは……そういうことなのかね」

[メイン] サーシャ : (微弱とはいえ、ワーディングの中を……)

[メイン] 阿部高和 : 「夜中の散歩、ってワケじゃあないよなァ……」

[メイン] サスケ : 「……流石に田舎か、情報の伝達が早い」
再び誰にも聞こえぬよう呟く

[メイン] 清水 晃 : 片手には手弁当を持っていた。人魚に渡そうとしていたのかもしれない。

[メイン] アクア・ドルフィン : 「…君はこの人魚について詳しく知ってそうだね?」

[メイン] 清水 晃 : 「うるせぇ、黙れよ。さっさと帰れ、東京モンが」

[メイン] 清水 晃 : 「どうせ東京の好事家か何かにでも売り飛ばそうって魂胆なんだろ? これだから都会の連中は信用できねぇ」

[メイン] アクア・ドルフィン : 「おおぅ、嫌われちゃったね」

[メイン] ククール : 「ここに来て東京に帰るために金がいくらかかるか考えるとそういうわけにもいかないなあ…」

[メイン] サスケ : 「…………」
顔を見、その後手に持つモノを眼を細めつつ認識する

[メイン] 清水 晃 : 「うるせぇ!! 何かを『試す』みたいな目で彼女をみやがって!! アンタ達がただ物見遊山でここにいないことはそれだけだってわかるんだよ!!」

[メイン] 清水 晃 : 「後ろ暗いことがあるから堂々と目的もいわなかったんだろ!? こんな田舎にいきなり来る連中がまともな連中じゃないなんてことは見てりゃあわかるんだよ!!」

[メイン] ククール : (アクア…スカウターでアイツの侵蝕率見えるか?)

[メイン] アクア・ドルフィン : (え~!いいよ~~~!!!)

[メイン] アクア・ドルフィン : 確認するぞ
来い

[メイン] 清水 晃 : 0%

[メイン] ククール : 「まあそうカリカリせずに話をしよう。座ってお茶でも飲む?」

[メイン] 阿部高和 : 「無駄かもしれんが一応言っとくとだ…俺達ゃ何もこの……人魚?に害を加えようってワケじゃあないんだぜ」

[メイン] アクア・ドルフィン : (0%だ。彼は完全に一般人だね)

[メイン] 阿部高和 : (…ま、それもこれからの出方次第だが)

[メイン] 清水 晃 : 「嘘をつけよ!! 都会の連中はいつもそうだ、俺達の事をバカにして……!」

[メイン] サーシャ : (助かります、アクアさん)

[メイン] 人魚 : 清水の叫び声が木霊する中……人魚は場が慌ただしくなった途端、そのまま海に飛び込み、その場から姿を消してしまった。

[メイン] 清水 晃 : 「あ……!」

[メイン] サスケ : 「(……オーヴァードではないか…そう言う体質か?)」

[メイン] 阿部高和 : 「あっ」

[メイン] アクア・ドルフィン : 「おっと」

[メイン] 清水 晃 : 悔恨の表情を浮かべ、拳を握りしめる。

[メイン] ククール : 「ああ、オイマジかよ…!」

[メイン] 清水 晃 : 「……くそ、悪い事をした……今夜もいい歌だったのに」

[メイン] サーシャ : 「く……」

[メイン] 清水 晃 : 「アンタ達の事は、村中に都会から来た筋モンって触れ回ってやる、さっさと失せろ!! 都会モン共が!」

[メイン] 阿部高和 : 「行っちまったな……」
(おいアクア、追跡できそうか?)
拳を握りしめる少年をよそに、小声でアクアに尋ねる

[メイン] サスケ : 「……今夜も…となると詳しく知っているようだな…その手に持つ物も奴と関係してるのか?」

[メイン] ククール : 「チッ……!話くらい聞けよな!どっちも!!」

[メイン] 清水 晃 : 「うるせぇつってんだろ!!」

[メイン] 清水 晃 : 一同に八つ当たりをすると、そのまま、入り江の洞窟から出て行った。

[メイン] アクア・ドルフィン : (一応追ってみるよ)

[メイン] 清水 晃 : 駆け足の音だけが響く。

[メイン] アクア・ドルフィン : 人魚の追跡はできそうかな?

[メイン] サーシャ : 「……」

[メイン] 人魚 : 人魚は夜の海だし、追跡しても無駄だ。

[メイン] 阿部高和 : (頼んだぜ…)

[メイン] アクア・ドルフィン : わかった

[メイン] ククール : 「うるせえのはお前…っておいテメェ!!待て!クソ面倒くせえ!」

[メイン] サーシャ : 清水さんを追いかけられますか?

[メイン] 阿部高和 : 「あーあーあっちも行っちまった…どうする?追うか?」

[メイン] アクア・ドルフィン : 「うーん、夜の海だとちょっと厳しそうだね…」

[メイン] GM : 普通に宿に帰るだけなので追いかけることは簡単だ。

[メイン] サスケ : 「……………面倒な事になったな」
去っていった清水を見つつ

[メイン] ククール : 「別に村の奴らに何されようが構わねえが話こじれんのもうぜえ…話だけでも聞かせよう!」

[メイン] 阿部高和 : 「…この暗さじゃ流石にそうだよなァ、参ったぜこりゃ」

[メイン] アクア・ドルフィン : 「人魚は一旦置いておいて彼を追ったほうがよさそうだ…!」

[メイン] サーシャ : 「とにかく、私達に出来ることは真摯に彼に対応するだけです。急いで宿に戻りますよ」

[メイン] サスケ : 「……………」
彼と対応するリスク等を暫く考え…

[メイン] サーシャ : (……普段オーヴァードと戦ってばかりいて、こういう展開に対応しきれませんでしたね……反省しなければ)

[メイン] 阿部高和 : 「エフェクト使えりゃ先回りも楽なんだが……そうもいかないよなァ、行くか」

[メイン] サスケ : 「少なくともこの時間…追いかけるのはお互いにとって不利益を被るだけか」

[メイン] サーシャ : 「そうですね……今日は宿に戻って日が明けるのを待ちましょう」

[メイン] ククール : 「…チッ。それもそうか…」
今は深夜、騒ぎを起こすのも得策ではないだろう

[メイン] サーシャ : 「うう、明日の事を考えると頭が……!」

[メイン] ククール : 「……心配すんな。何とかなる。そのために5人で来たんだ」

[メイン] サスケ : 「………支部長一人で抱え込まさせない為にもな」

[メイン] 阿部高和 : 「FHの連中の目撃情報がないって部分で油断しちまってたかもなァ…まいいさ、明日だ明日」

[メイン] サーシャ : 「はい……頼りにしてますよ、皆さん」

[メイン] アクア・ドルフィン : 「僕達5人の力で乗り越えるんだ!」

[メイン] ククール : 「となるとここに誰か見張りを残す…ってのも、あのガキの不信を買うか……仕方ない。今日はすっぱり諦めるっきゃないな」

[メイン] サスケ : 「村が隠している可能性もあるが……アイツと人魚が邂逅している事を他が知っているとも思えないのがオレの考えだ」

[メイン] 阿部高和 : 「知ってるならあいつ一人で弁当持ってやってくるなんて事も無いだろうしな」

[メイン] ククール : 「まあ…な。それに、村人全員がAWFなりを持ってる村だなんて想像もしたくねえ」

[メイン] サーシャ : 「ククールさんの言う通り、ワーディングを掻い潜って彼女と遭遇できる人間はそう何人も居るとは思えません」

[メイン] アクア・ドルフィン : 「彼だけが人魚について知っているかもしれないってところは重要かもね」

[メイン] ククール : 「だな……その辺りも含めてまた明日…って感じで行こうか」
やれやれと、首を振りながら

[メイン] サスケ : 「何にせよ……オレ達の目的は調査であり可能であるならば解決する事だ……今は少し思考を整える必要もあるだろうがな」

[メイン] ククール : 「りょーかい」

[メイン] サーシャ : 「……そろそろ宿です。皆さん、今日はゆっくりと休んで明日に備えて下さい……この状況で言うのは心苦しいですが」

[メイン] ククール : (くそっ…調査してそれで終わり…って話じゃなかったのかよ…!これだから田舎は嫌いなんだ!)
月の美しさを忌々しげに感じつつ、心中で悪態をつくのだった

[メイン] 阿部高和 : 「成年ならともかく、青少年のカウンセリングは慣れてないんだがなァ……」
思わぬ形で生まれた問題にぼやきながら、宿への帰路につく

[メイン] サスケ : 「…………フン」
と一言だけ鳴らしこの場を後にする

[メイン] アクア・ドルフィン : アクア・ドルフィン帰宅!
🐬三三三三三三

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ・『人魚について』 情報(噂話):7 

・『清水晃について』 情報(噂話):8 情報(UGN):8

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 村中にあることないこともう触れ回られたので難易度は全部+5です

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] サーシャ : middle 『一夜明けて』登場:任意

[メイン] ククール : 50+1d10 登場/リザレクト (50+1D10) > 50+3[3] > 53

[メイン] アクア・ドルフィン : 54+1d10 登場/リザレクト (54+1D10) > 54+2[2] > 56

[メイン] system : [ ククール ] 侵蝕率 : 50 → 53

[メイン] サスケ : 61+1d10 登場/リザレクト (61+1D10) > 61+2[2] > 63

[メイン] サーシャ : 54+1d10 (54+1D10) > 54+7[7] > 61

[メイン] system : [ アクア・ドルフィン ] 侵蝕率 : 54 → 56

[メイン] system : [ サスケ ] 侵蝕率 : 61 → 63

[メイン] 阿部高和 : 58+1d10 登場/リザレクト (58+1D10) > 58+1[1] > 59

[メイン] system : [ サーシャ ] 侵蝕率 : 54 → 61

[メイン] system : [ サスケ ] 侵蝕率B : 0 → 1

[メイン] system : [ 阿部高和 ] 侵蝕率 : 58 → 59

[メイン] ククール :  

[メイン] サーシャ : ……昨夜の夕食とは打って変わって、重い心境の中朝食を済ませた私達は。

[メイン] サーシャ : 1つの部屋に集まり、今後の方針について話し合っていた。

[メイン] ククール : 「…で、どうするよ」
単刀直入に話題を切り出す

[メイン] アクア・ドルフィン : 「いや~村中に色々噂されちゃってるみたいだねぇ」

[メイン] サスケ : 「…………………」
普段より少し険しい顔をしつつ

[メイン] サーシャ : ……中指でこめかみを押さえる

[メイン] サスケ : 「皮肉な物だな、その噂の出所であるここが今や村一番の安全地帯になるかもしれんと考えるとな」

[メイン] ククール : 「ああ。みたいだな。ご婦人をナン……話をしようと思ったが話しかける前に戸を閉じられた。こんな屈辱は初めてだ」

[メイン] 阿部高和 : 「こっちも約束取り付けてた相手が申し訳なさげに帰って行っちまったぜ これが村社会って奴かァ…」

[メイン] サーシャ : 「……彼がAWFである可能性があり、更にレネゲイドに関係しているであろう人魚と接触してしまった以上……」

[メイン] サーシャ : 「オーヴァードについてある程度の説明が必要だと私は考えます」

[メイン] ククール : 「俺もその方針に異論はない」

[メイン] サスケ : 「………………………………」
深く沈黙する

[メイン] 阿部高和 : 「ま、腹にイチモツ抱えたまんまじゃ不信感も拭えないだろうしな」

[メイン] アクア・ドルフィン : 「彼が人魚とか関わっている以上隠し事はできないしね」

[メイン] ククール : 「…ああ、ちなみにだがレインコール…あのヘッドホンの野郎にはもうこの話はしたのか?」

[メイン] サーシャ : 「いえ、まだですね……」

[メイン] サスケ : 「ならば念の為伝えておくべきだな、これら一連の事務報告に加えAWFの体質持ちとは言え一般人である少年にオーヴァードについての説明をする許可も取るべきだ」

[メイン] アクア・ドルフィン : 「現地判断で後から文句言われるのもアレだしね」

[メイン] 阿部高和 : 「期待薄だが、何か目ぼしい情報も聞けるかもなァ……神様人魚様レインコート様ってな」

[メイン] ククール : 「まあ、任された以上文句ってこともないだろうが……」

[メイン] サーシャ : 「では、掛けてみますか……」

[メイン] GM : 衛星通信なのでしばらく時間が掛かったが、通話は繋がった。

[メイン] サーシャ : 「……こちら、北極の星」

[メイン] レインコール : 「おつかれさま。何か問題でも?」

[メイン] サーシャ : 「問題はありますが……順を追って説明しましょう」

[メイン] サーシャ : 「まず、ワーディングの反応に関してです」

[メイン] サーシャ : 「これは……『人魚』によるものでした」

[メイン] レインコール : 「RBか何かってことだね、まぁ確保だね。難しそうなら現地で『処分』してくれ」

[メイン] ククール : 「へーい。優しく相手してやりますよー」

[メイン] サーシャ : 「ここからが問題です……その人魚と、既に接触をしている人間がいた」

[メイン] サスケ : 「……………………了解した」
『処分』と言う単語に僅かながら眉を顰めつつ了承する

[メイン] レインコール : 「へぇ、ワーディング下でかい?」

[メイン] サーシャ : 「はい……『AWF』の可能性が高いかと」

[メイン] レインコール : 「なるほど、侵蝕率とかの確認は? オーヴァードじゃないってこと?」

[メイン] アクア・ドルフィン : 「ちなみに侵蝕率は0%だったから完全に一般人だよ」

[メイン] サーシャ : 「今、アクアさんが説明したとおりです」

[メイン] レインコール : 「そっか、じゃあ記憶処理だね」

[メイン] サスケ : 「…………」
無言でイルカに眼で侵蝕率について詳しく説明するように合図をする

[メイン] レインコール : へらへらと笑う。

[メイン] 阿部高和 : 「弁当持って『彼女』に会いに来た、って感じだったなァ」

[メイン] サスケ : 「落とし所としては少年は記憶処理、人魚は確保か…了解」

[メイン] レインコール : 「件の人魚の対応が終わったら処理班を向かわせるよ。その一般人については処理班に任せればいい」

[メイン] ククール : 「じゃ、その辺りの用意もしっかり頼むぜ連絡員さん」

[メイン] レインコール : 「ああ、任せてくれ。とはいえ時間はかかるけどね。何せ遠いし」

[メイン] レインコール : 「まぁ出来れば記憶処理とかはしたくないけどねぇ、万一があるし」

[メイン] サーシャ : 「ええ、確実にお願いします」

[メイン] レインコール : 「何より、記憶を弄るって事は脳を弄るのと大差ないからね」

[メイン] サスケ : 「時間か、ここのような田舎は噂が広まるのが早いのが少しキツイところではあるが…任せていいか?」

[メイン] アクア・ドルフィン : 「こっちとしても穏便に済ませたいけど…彼、ちょっと怒らせちゃったみたいだから」

[メイン] レインコール : 「まぁ君達がトチらなきゃ、せいぜい変な都会人がきたで終わりでしょ?」

[メイン] レインコール : 「その程度なら記憶を弄る必要もない」

[メイン] 阿部高和 : 「あることないこと村中にばらまかれたって感じだな」

[メイン] レインコール : 「なるほど、まぁ現地での情報収集は難しいって事だね。そのへんはどうしようもないかなぁ」

[メイン] レインコール : こちらから介入するのは色々とリスクがまさる。あくまでUGNは秘密結社だ。

[メイン] ククール : 「まあこっちも記憶処理を確実に、ってのをしっかり伝えときたかっただけだ。今後も何かありゃまた連絡するが…そっちを頼らなきゃならないことにならないよう頑張るさ」

[メイン] サーシャ : 「まずは人魚の確保が最優先、ですね」

[メイン] レインコール : 「できれば、その一般人についても適当に誤魔化してくれると嬉しい。記憶処理はあくまで手段であって、しかも出来れば取りたくない手段だ」

[メイン] レインコール : レネゲイドを使う事にかわりはない、それで万一でも拡散が広がれば本末転倒だ。

[メイン] サーシャ : 「ええ、努力はします……が、難しいという事は伝えておきます」

[メイン] サーシャ : 「彼は聞く耳も持たないという態度でしたので」

[メイン] サーシャ : 「こちらが腹を割らずに誤魔化すのは……難儀かと」

[メイン] 阿部高和 : 「随分あの『人魚』にご執心だったからな、あいつ」

[メイン] ククール : 「ま、その辺もまた進捗を見ておいおい…だな。今後どう動くかを今ここで決めきらなくても良いさ」

[メイン] レインコール : 「そりゃ苦労しそうだね。ま、AWFだったとしても、できれば確保はしたくないね。それ自体はそんなに珍しい体質でもないからさ。都心部とかならレネゲイド事件も多いから何か手をまわすけど、そんな田舎ならAWFだからって隔離するのはちょっとね」

[メイン] サスケ : 「………違いない」

[メイン] サーシャ : 「はい……私達の努めは、第一に一般人を守ることですから」

[メイン] レインコール : 「とはいえ、最悪の場合は『仕方ない』からね」

[メイン] レインコール : 「無理はしなくていいよ」

[メイン] サーシャ : 「……了解」

[メイン] ククール : 「りょーかい」

[メイン] 阿部高和 : 「了解だ」

[メイン] サスケ : 「了解した」
『仕方ない』……余計なリスクを孕み後の悔いとなるのであるならば…

[メイン] アクア・ドルフィン : 「了解だよ」

[メイン] レインコール : 「じゃ、またなんかあったらよろしく」

[メイン] レインコール : そういって、通話はまた途切れた。

[メイン] サーシャ : 「……ふぅ」

[メイン] ククール : 「さてさて…上の方針もわかったことだし…支部長さんよ。まずは…アイツと話でもしてみるか?」

[メイン] サーシャ : 「それがいいでしょう。最も、話が出来るかは疑問が残りますが……」

[メイン] ククール : 「仕方ない…なんてこと言わせたくないなら頑張るしかねえよ」

[メイン] サスケ : 「……難しい話ではあるが、此方の腹は出来るだけ割らずに説得したいところだな…」

[メイン] 阿部高和 : 「青少年お悩み相談センターの開催って奴だ」

[メイン] アクア・ドルフィン : 「あまり無茶はしたくないけどね…こっちも仕事だから判断はキッチリしないと」

[メイン] サーシャ : パン、パンと気合を入れるように頬を叩く。

[メイン] サスケ : 「レネゲイドは可能な限り秘匿されるべきだ……既に味わったと思うが腹を割った挙句失敗したその時はオレたちの知るレネゲイドという情報が村に漏れる事を意味するからな」

[メイン] ククール : 「だな…」
他の皆の意見に同調し、頷く

[メイン] 阿部高和 : 「しかし、そうなるとあの人魚の今後について清水の奴にどう話したもんかね…」

[メイン] 阿部高和 : 「これからもあの人魚には変わらず会えます!…なんてのは無理な話だろ」

[メイン] サーシャ : 「まず、彼1人に人魚の秘匿が出来るかどうかですね」

[メイン] サーシャ : 「……出来ないのであれば、あの人魚に危険が及ぶ事もありえます」

[メイン] サスケ : 「少なくとも確保し、UGNに引き渡す場合で『ではさようなら』とあの人魚に言える奴ではないことは確かだ」

[メイン] ククール : 「危険?」

[メイン] アクア・ドルフィン : 「保護もしくは処理ってことはどう転んでももう会えないってことだからね」

[メイン] サーシャ : 「情報を聞きつけたFHがやってくる……というのもありえない話では無いでしょう?」

[メイン] 阿部高和 : 「清水が秘匿できてもだ……あの人魚は微弱とはいえワーディングしてるしな 今はUGNだけでも、いつか必ず他の奴らの目につく」

[メイン] サスケ : 「…………ふむ」

[メイン] ククール : 「まあでも、人魚の処遇についてはそう悲観しなくてもいいだろう。あの人魚サンは侵蝕率も100行ってない訳だし……多少の監視は必要だろうが交渉次第じゃ村に戻れるってこともあり得る」

[メイン] サーシャ : 「人魚の侵蝕率は……確か、80%でしたか」

[メイン] アクア・ドルフィン : 「そもそも人魚である彼女の意思がまず不明だ」

[メイン] サスケ : 「今は80%、されど80%だ」
念には念を、釘を刺すように言う

[メイン] 阿部高和 : 「確かに」
「こっちに反応して振り向いたり逃げこそするが…喋らないもんなァ、腹ン中で何考えてんだか」

[メイン] ククール : 「…わかってるさ。まあただ、最初から悲観しなくてもいい…ってだけさ。あらゆる状況は想定しておいて困ることもないだろう」

[メイン] 阿部高和 : 「それとも俺達がいなけりゃ、清水の奴と楽しくお喋りでもしてたのかねェ」

[メイン] アクア・ドルフィン : 「それについても彼から話を聞く必要がありそうだ」

[メイン] サスケ : 「………フッ、それもそうだな」
少し鼻で笑いつつククールの意見に頷く

[メイン] ククール : 「………何にせよまだ情報は少ない。この村での活動の為にもまずは手近な晁から懐柔していきたいもんだ」

[メイン] サーシャ : 「行きましょう。まずは清水さんの元へ」

[メイン] ククール : 「へーい」

[メイン] アクア・ドルフィン : 「わかったよ」

[メイン] 阿部高和 : 「行くかァ…」

[メイン] サスケ : 「……了解」

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 清水晃は、人目を避けるように、海が見える小さな公園のブランコに座っていた。
一同の民宿での世話はもう女将さんが不信感丸出しながらもやっており、彼は朝食にも当然顔は出さなかった。

[メイン] 清水 晃 : 「……」

[メイン] 清水 晃 : 丘の上の公園は人気がない。少子高齢化の波は田舎にも容赦なく影響を及ぼしている。むしろ、過疎化が進んだ地域こそ、深刻な問題だった。

[メイン] サーシャ : 「……綺麗な公園ですね」

[メイン] サーシャ : ブランコの横にふらりと。

[メイン] サーシャ : 「海が一望出来て……素敵な場所です」

[メイン] サーシャ : 「隣、座ってもいいですか?」

[メイン] サーシャ : 彼の隣のブランコは、時折風に揺られ宙を漂っていた。

[メイン] 清水 晃 : 「……」

[メイン] 清水 晃 : 敵愾心を隠しもせず、少年は舌打ちをして。

[メイン] 清水 晃 : 「……居心地悪いだろ、さっさと帰れよ。何が目的かしらねぇけど、彼女に害をなすつもりなら俺は容赦しねぇぞ」

[メイン] サーシャ : 「そうですね……確かに今はちょっと居づらいかもしれないです」

[メイン] サーシャ : 「でも昨日はとても居心地が良かったですよ?」

[メイン] サーシャ : 「昨日、夕方に海へ出ていたんですが……」

[メイン] サーシャ : 「そこで見た夕陽はとても綺麗でした」

[メイン] 清水 晃 : 「……まぁ、そんなもんしかないところだからな」

[メイン] サーシャ : 「それに、昨日出てきたお夕食……」

[メイン] サーシャ : 「アマダイの刺し身、とっても美味しかったです。私はロシアの出身なんですが……」

[メイン] サーシャ : 「あっちでは生魚を食べる習慣が無いんですよね。だから初めて鮮魚を頂いたんです」

[メイン] 清水 晃 : 「……そりゃ、お粗末様」

[メイン] サーシャ : 「脂が乗ってて……とても美味しかった」

[メイン] 清水 晃 : 溜息を吐く、サーシャが悪人とは少年にも思えなかった。一夜経っておちついてみれば、少しは冷静にもなる。

[メイン] 清水 晃 : だが、人魚を探して此処に来たのであろうことだけは事実であるし、何より具体的な目的を彼等は話さなかった。マスコミ関係者にも見えないし、何かしらの調査団体なら身分も明かすだろう。

[メイン] 清水 晃 : その全てがない彼等は、少年からすれば……信じるのは難しい一団だった。

[メイン] サーシャ : 「……昨日はすみませんでした」

[メイン] 清水 晃 : 「……いや、俺も……大声だして悪かったよ」

[メイン] サーシャ : 「……私達の目的について、本当はお話したいんですが……」

[メイン] サーシャ : 「う~ん……」

[メイン] 清水 晃 : 「……なんか言えない理由でもあるんだろ、無理に聞くつもりもねぇよ、都会じゃプライバシーとやらは重要らしいからな」

[メイン] サーシャ : クルクルと、長い髪を指で弄りながら思案する。

[メイン] 清水 晃 : 揶揄するように鼻で笑って。

[メイン] 清水 晃 : 「ここじゃそんな上等なもん何処にもねぇから、羨ましい限りだよ」

[メイン] サーシャ : 「これは手厳しいですね……うう」

[メイン] 清水 晃 : 実際、一瞬で噂が村中に広がる狭い社会だ。プライバシーなど常にないも同然である。

[メイン] 清水 晃 : 「……」

[メイン] 清水 晃 : とはいえ、見るからに困っている年下の女子、しかも外国人となると……少年も居心地が悪い。

[メイン] 清水 晃 : 難しい顔で頭を掻きながら、咳払いして。

[メイン] 清水 晃 : 「あー、いや……その、アンタ個人を悪くいうつもりはないんだ。ごめん」

[メイン] サーシャ : 「そう言って頂けると嬉しいですね……あはは」

[メイン] サーシャ : 清水の方を見て、バツが悪そうに笑う。

[メイン] 清水 晃 : 「……」

[メイン] 清水 晃 : 溜息を吐いてから、頭を振って。

[メイン] 清水 晃 : 「……今後、彼女に危害を加えるようなことをしないと約束してくれるなら、俺も別に何もいうことはねぇよ。やること済ませてさっさと帰ってくれ」

[メイン] 清水 晃 : 「どーせ、人魚がどうのこうのなんて好事家も研究者とやらも信用しねぇだろ……」

[メイン] サーシャ : 「……」

[メイン] サーシャ : 「あの人魚さん、お名前などはあるんですか?」

[メイン] 清水 晃 : 「いや、聞いてない」

[メイン] 清水 晃 : 「いつも歌ってるだけだ……邪魔しちゃ悪いし、俺も聞いてるだけだよ」

[メイン] 清水 晃 : 「会話したくないって事は……理由があるんだろうしな」

[メイン] 清水 晃 : そう、目を細める。彼も年若い少年だ。他人に言いたくない事なんて山ほどある。環境がそれをあまり許してくれないからこその居心地の悪さもある。

[メイン] 清水 晃 : 自分がそういう経験をしているからこそ、他人のあれこれを無理に詮索したいとは思えなかった。今も無理に目的をサーシャから聞き出そうとしていないのは、そういうことなのだろう。

[メイン] サーシャ : 「私は少ししか歌声を聞けなかったのですが……彼女は、普段どういう歌を歌うんです?」

[メイン] 清水 晃 : 「いつも同じ歌だよ」

[メイン] 清水 晃 : 「でも……いい歌だろ?」

[メイン] サーシャ : 「……ええ」

[メイン] サーシャ : 頭上を見上げる。今日は快晴で、太陽が眩しく輝いていた。

[メイン] 清水 晃 : 「……とりあえず、さっさと帰ってくれ、村の連中には『ただの旅行者』とはいっておくよ。俺も事情も知らないのに余計なことしたしな」

[メイン] 清水 晃 : そう、頭を掻いて。

[メイン] 清水 晃 : 「……変な決めつけして悪かったよ、じゃあな」

[メイン] サーシャ : 「……清水さん!」

[メイン] 清水 晃 : そういって、公園から出ていく。年下の女の子を虐める趣味は彼にもない。

[メイン] サーシャ : 最後に、彼を呼び止めようとする。

[メイン] 清水 晃 : 「……あ?」

[メイン] 清水 晃 : 一応、振り向く。

[メイン] サーシャ : 「……ありがとうございます」

[メイン] サーシャ : 深く、一礼する。

[メイン] 清水 晃 : 「……礼を言われるほどの事は何もしてねぇよ」

[メイン] 清水 晃 : 気恥ずかしそうに顔を赤らめて、そのまま、少年は公園から出て行った。

[メイン] サーシャ : 「……ふぅ。」

[メイン] ククール : 「いよう、お疲れさん。任せっきりにして悪かったな」
ジュースを片手にサーシャの所へやってきた

[メイン] サーシャ : 「ありがとうございます……ロシアでは見たことのないジュースですね、どんな味のものですか?」

[メイン] サーシャ : 彼の手にあるジュースを、興味深げに見る。

[メイン] ククール : 「ミントのおにぎり味」

[メイン] サーシャ : 「!?」

[メイン] サーシャ : 「に、日本にはそんなジュースが……!」

[メイン] サスケ : 「………負担をかけさせたな、首尾のほどは?」
マントを揺らしつつ

[メイン] アクア・ドルフィン : 「田舎特有の謎ジュースかなんかか…!?」

[メイン] ククール : 「ハハハ、冗談だよ。ただのメロンソーダだ」

[メイン] サーシャ : 「……ありがとうございます」

[メイン] サーシャ : 受け取ったジュースを開けながら。

[メイン] 阿部高和 : 「あったらあったで怖いもの飲みたさで飲んでみたくはあるがな」

[メイン] サーシャ : 「何とか、清水さんとお話は出来ましたよ」

[メイン] サーシャ : 「あの人魚は、どうやら清水さんとも会話をしないようです」

[メイン] サーシャ : 「ただ歌うだけ……」

[メイン] サスケ : 「……………ふむ」

[メイン] アクア・ドルフィン : 「歌っているだけで他者との意思疎通の様子はなし、か」

[メイン] 阿部高和 : 「清水が落ち着いてくれそうなのは良いが、そっちは悪い知らせだなァ…」

[メイン] サスケ : 「考えある範囲としては自らの意思が存在しない…のか?」

[メイン] ククール : 「…まあ、何にせよサーシャのおかげで話は聞きやすくなった。存分に心暖かい村人達と心温まる交流をしてくるさ」

[メイン] サーシャ : 「では、調査を再開しましょう」

[メイン] ククール : 「ああ」
噂話で人魚を調べる

[メイン] ククール : 2DX>=7 人魚について (2DX10>=7) > 10[3,10]+8[8] > 18 > 成功

[メイン] GM : はい

[メイン] サーシャ : よくやりました!

[メイン] アクア・ドルフィン : よくやった!

[メイン] GM : ・『人魚について』 情報(噂話):7 
どうも人魚は少なからず目撃されているようだが、若い人は「イルカの見間違え」、老人は「妖怪」で納得してロクに調べていない。
だが、人目についていることは事実だ。
近隣での目撃事例がないところをみるに、ワーディングの制御をしている様子はないため、対処はするべきだろう。
詳しく調べるためには直接接触してデータを取るしかない。
だいだい夜にあの入り江にいるようだ。

[メイン] GM :  

[メイン] 阿部高和 : 『清水晃について』を情報:噂話で調べるぜ

[メイン] GM : おう

[メイン] GM : こい

[メイン] 阿部高和 : 4dx (4DX10) > 8[1,6,7,8] > 8

[メイン] アクア・ドルフィン :


[メイン] ククール : よくやった!

[メイン] 阿部高和 :


[メイン] サーシャ : chop

[メイン] サスケ : よくやった!

[メイン] GM : 『清水晃について』
民宿の一人息子。高校を卒業してからは実家の民宿でそのまま働いている。
進学していないのは金銭的な問題が大きいらしい。
どうも《AWF》の特性を持っているようだ。
この村の住民は血統的にそういう気質があるらしい。
とはいえ、《AWF》にまで昇華されている人はほとんどいない。
おそらく、今は晃一人だろう。
だが、ワーディングに晒される人が増えれば増えるほど、新たにその特性を開花させてしまう人は出てしまうかもしれない。

[メイン] GM :  

[メイン] ククール : 「…とのことだったぜ」
調べたことを仲間に伝える

[メイン] サーシャ : 「ありがとうございます、ククールさん、阿部さん」

[メイン] サーシャ : 「村の住民にAWFの適正……頭が痛いです」

[メイン] 阿部高和 : 「ああ、こっちもこれこれこうこうだ」
同じく調べた情報を伝える

[メイン] サスケ : 「……………」
眉間に皺を寄せつつ情報を吟味する

[メイン] アクア・ドルフィン : 「彼だけじゃなく他の村人にも影響を与えるかもしれない…かぁ」

[メイン] ククール : 「UGNの支部長サマとしゃあ、見過ごせないよなあ?」

[メイン] サーシャ : 「はい、住民がオーヴァードに覚醒する事を考えると……放置しておける状況にはありません」

[メイン] サーシャ : 脳裏に、清水の顔が映る。

[メイン] サーシャ : 「…………うぬぬ」

[メイン] 阿部高和 : 「だがどうする…あいつ、俺達が人魚を確保するなんて知ったら絶対に黙っちゃいないぜ」

[メイン] サスケ : 「………あの少年と少しだけ長く接したアンタの苦悩はよくわかる…が、割り切るべきだな…」

[メイン] ククール : 「……ま、その辺りもまたお話しだな」

[メイン] サーシャ : 「……ありがとうございます、サスケさん」

[メイン] サーシャ : 「とにかく、今日の夜も入り江で人魚の調査を行います」

[メイン] サスケ : 「了解した」

[メイン] アクア・ドルフィン : 「夜に人魚と接触すればまた彼と会うだろうしね。そのときにまた考えよう」

[メイン] ククール : 「うし、じゃあまあ良い時間だし一回戻るか」

[メイン] 阿部高和 : 「そうだな…やってみるしかないかァ」

[メイン] サーシャ : 「はい、宿で夕食まで待機。その後入り江に向かいます」

[メイン] アクア・ドルフィン : 「了解だよ」

[メイン] ククール :  

[メイン] ククール :  

[メイン] ククール :

[メイン] 人魚 : trigger 「入り江の調べ」 登場任意

[メイン] サーシャ : 61+1d10 (61+1D10) > 61+10[10] > 71

[メイン] アクア・ドルフィン : 56+1d10 登場/リザレクト (56+1D10) > 56+1[1] > 57

[メイン] system : [ サーシャ ] 侵蝕率 : 61 → 71

[メイン] system : [ アクア・ドルフィン ] 侵蝕率 : 56 → 57

[メイン] サスケ : 63+1d10 登場/リザレクト (63+1D10) > 63+2[2] > 65

[メイン] 阿部高和 : 59+1d10 登場/リザレクト (59+1D10) > 59+9[9] > 68

[メイン] system : [ サスケ ] 侵蝕率 : 63 → 65

[メイン] ククール : 53+1d10 登場/リザレクト (53+1D10) > 53+3[3] > 56

[メイン] system : [ 阿部高和 ] 侵蝕率 : 59 → 68

[メイン] system : [ ククール ] 侵蝕率 : 53 → 56

[メイン] system : [ 阿部高和 ] 侵蝕率B : 0 → 1

[メイン] 人魚 :  

[メイン] 人魚 : 相変わらず、人魚は昨日と全く同じ場所で歌い続けていた。

[メイン] 人魚 : 様子の変化は見られない、ワーディングも相変わらず展開し続けている。

[メイン] 人魚 :  

[メイン] ククール : 「チャオ〜。あっそれともグードイーブニング?」
手をひらひらとしながら話しかけるが反応はない

[メイン] サーシャ : 「さて、調査に来たわけですが……」

[メイン] 阿部高和 : 「前と同じ調子だな、こりゃ」

[メイン] アクア・ドルフィン : 「相変わらず歌っているだけで反応はないみたいだね」

[メイン] ククール : 「お喋りに付き合わない以上は勝手に調べられても文句は言わねえよなあ?」

[メイン] サスケ : 「…………反応は変わらず無し、か」

[メイン] ククール : 「仕方ねえ……海産動物のよしみだ。アクア調べてやれ」

[メイン] アクア・ドルフィン : 「よし!任せてくれ!」

[メイン] サーシャ : 「お願いします、アクアさん」

[メイン] アクア・ドルフィン : 知識レネゲイドで調査するよ

[メイン] 人魚 : どうぞ

[メイン] アクア・ドルフィン : 4dx+2<=8

[メイン] 阿部高和 : 🌈

[メイン] サスケ : 🌈

[メイン] アクア・ドルフィン : 🌈

[メイン] サーシャ : 🌈

[メイン] ククール : 🌈

[メイン] アクア・ドルフィン : 4dx+2<=8

[メイン] サーシャ : 🌈

[メイン] サスケ : (^^)?????

[メイン] アクア・ドルフィン : おわァアアア~~~っ!!!

[メイン] アクア・ドルフィン : 4dx+2 (4DX10+2) > 8[6,6,7,8]+2 > 10

[メイン] アクア・ドルフィン : よし

[メイン] 人魚 : ・『人魚の正体』 知覚:8 知識(レネゲイド):7
魚のレネゲイドビーイングだが、知性を持っていない。不完全な《ヒューマンズネイバー》を持っているだけだ。
歌っているのはどこかで聞いた歌を繰り返しているだけで、習性の一環でしかない。
良くも悪くも周囲に対して興味や関心は持っていない。
ジャーム化はしていないようだが、知性が無い以上、オーヴァードとして認めることもできない。
分類としては特殊なEXレネゲイドという扱いになる。
少なくとも野放しにできる存在ではない。

[メイン] 人魚 :  

[メイン] アクア・ドルフィン : 「……ということだ。彼女は知性を持ち合わせていない。つまりAオーヴァード未満の存在というわけになるね」

[メイン] サーシャ : 「……ありがとうございます、アクアさん」

[メイン] ククール : 「衝動に呑まれている訳ではない。だが知性がある訳でもない」

[メイン] サーシャ : 天に顔を向け、思案する。

[メイン] サスケ : 「…………『人』でも『オーヴァード』でも『ジャーム』でも無い…ナニか、と言ったところか」

[メイン] 阿部高和 : 「清水…いや、晃の奴には悪いが メルヘンチックな結末は望めなさそうだな、どうも」

[メイン] アクア・ドルフィン : 「知性を持ち合わせていない以上放置は無理だろうね。当初の予定通り回収もしくは処分になる」

[メイン] サーシャ : 「その通りですね。意思疎通が出来ない以上はそうなります」

[メイン] ククール : 「はあ…仕方ねえ。晁坊やには悪いが、連れて帰るしかないな」

[メイン] サスケ : 「『仕方ない』、か」

[メイン] サーシャ : 「……私達の仕事をこなしましょう」

[メイン] サスケ : ───この決断があの少年の『日常』に土足で踏み込み、その領域を侵す行為である事は自覚している

[メイン] サスケ : 「……………フン」

[メイン] ククール : 「……それに、この関係が続くのが良いこととも思えねえしな」

[メイン] サスケ : だが、コレを放置する事によって他の多数に被害が及ぶこともある
1か、10か…選ぶべき道は決まっている

[メイン] サスケ : 「…………チッ」
舌打ちを一つし、人魚の方を向く

[メイン] サーシャ : 「では皆さん、準備を」

[メイン] ククール : 「仲良くなったみたいだけど…晁には事後説明で行くのかい?支部長さん」

[メイン] 阿部高和 : (晃の奴…まさか来ちゃいないよな?)
思わず辺りを警戒する、昨晩の二の舞は御免だ

[メイン] サーシャ : 「…………」

[メイン] アクア・ドルフィン : 「彼がここにまた来た場合がちょっと不安要素だね…」

[メイン] GM : まだ晃の姿はない。

[メイン] サーシャ : (彼が、最後に彼女と会う時間……)

[メイン] 阿部高和 : 「…まァ、いないよな いる筈がないんだが……」

[メイン] ククール : 「……思うんだが、ここでいきなり始めた戦闘の途中で晁が来ないとも限らない。ある程度の説明をしてここに来させない努力をしてみても良いんじゃないかと思う」

[メイン] ククール : 「まあ…要するに……明日にしない…?」

[メイン] 阿部高和 : 「…ククールに賛成だぜ、放置は出来ないとはいえ…何も今日やらなきゃいけないってレベルでもないしな」

[メイン] アクア・ドルフィン : 「それはそう。焦っても良いことなんてないからね」

[メイン] サーシャ : 「……今日は戻りましょう」

[メイン] サーシャ : (……未熟、ですね)

[メイン] サスケ : 「………何にせよ、一般人を巻き込むのはナンセンスだからな」

[メイン] ククール : 「ああ。それでもまだどうしても晁が納得しないんだってんなら……まあ……そういうことになるよな」
それ以上を言葉にするのは憚られたが、それで十分伝わっただろう

[メイン] サーシャ : 「……それ以上は、私達にはどうしようもありません」

[メイン] ククール : 「……ふー。ここで話してても仕方ない…か」

[メイン] ククール : 「急な申し出を聞いてもらって悪いが…もう帰るか?」

[メイン] サーシャ : 「ええ、一度宿に戻りましょう」

[メイン] サスケ : 「…………ああ」

[メイン] アクア・ドルフィン : 「そうだね、今日はもう退散するとしよう」

[メイン] 阿部高和 : 「明日だ明日………昨日もこれ言った気がするなァ、俺…」

[メイン] サスケ : 「…オレは既に決断している、が……『時間』はまだもう少しだけオレたちの味方だ」

[メイン] ククール : 「ああ。ならその頼もしい味方がいるうちに大団円とは行かずともせめてその次くらいのENDは見たいもんだ」

[メイン] サスケ : フッ…と軽く笑う

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] サーシャ : ミドル 『夜の公園』登場:任意

[メイン] サーシャ : ……時刻は午前の1時を回った頃。

[メイン] サーシャ : 民宿の女将にあるメモ……「1時にあの公園へ来て欲しい」と書かれたそれを私は、公園にある、海の見えるベンチに座っていた。

[メイン] サーシャ : 「……来て、くれるでしょうか」

[メイン] 清水 晃 : 「……」

[メイン] 清水 晃 : 晃もやることなんてなかった、あの日も、帰っていく一行と擦れ違いで入り江に入っていった。

[メイン] 清水 晃 : 彼女……人魚に関する話なのは晃も察していた。断る理由はなかった。

[メイン] サーシャ : ベンチには私の後ろ姿がある。

[雑談] system : [ サーシャ ] 侵蝕率 : 71 → 79

[メイン] 清水 晃 : 「……何か用?」

[メイン] 清水 晃 : あんまりにもヘタクソな声の掛け方だった。

[メイン] サーシャ : 「こんばんは、清水さん」

[メイン] 清水 晃 : 「こんばんは……サーシャさん」

[メイン] サーシャ : 「とても……とても大事なお話です」

[メイン] サーシャ : 「よければ、座って聞いてもらえると嬉しいです」

[メイン] 清水 晃 : 「……」

[メイン] 清水 晃 : そのまま、隣に控え目に腰掛けて、缶コーヒーを渡す。

[メイン] 清水 晃 : 「……まぁ、手ぶらってのもあれだったから」

[メイン] サーシャ : 「……どうも。」

[メイン] サーシャ : 「日本の缶コーヒーは美味しいですね……」

[メイン] サーシャ : 一口、入れて呟く。

[メイン] 清水 晃 : 「……ロシアのってマズいんですか?」

[雑談] system : [ サスケ ] ロイス : 2 → 3

[メイン] サーシャ : 「ロシアにはそもそも自販機すらあまり置いてないんですよ」

[メイン] サーシャ : 「ですから、余り味も……ね」

[メイン] サーシャ : 彼の方を振り向いて苦笑いをする。

[メイン] 清水 晃 : 「……ああ、まぁ、なんか、あっち治安悪いらしいですもんね」

[メイン] 清水 晃 : いってから、余りに配慮に欠けた台詞と気付いた。自分で自分を恥じる。

[メイン] 清水 晃 : つか、なんで敬語になってんだ。俺。

[メイン] 清水 晃 : ……理由はわかりきっていた、相手がもう悪者じゃないとわかってしまった。

[メイン] 清水 晃 : 粗雑にはもう扱えない。

[メイン] サーシャ : 「あはは……私の居たペテルブルグは結構治安は良かったですよ?地域によりますよね……やっぱり」

[メイン] 清水 晃 : 「まぁ、そっすね……」

[メイン] サーシャ : 「……」

[メイン] 清水 晃 : 「……」

[メイン] 清水 晃 : 早速会話デッキが底を突きた。あまりに手札が貧困過ぎた。

[メイン] system : [ サスケ ] ロイス : 3 → 4

[メイン] 清水 晃 : 田舎の若者の会話カードプールなんてタカが知れていた。

[メイン] サーシャ : 「旅館、一泊させて貰いました……とても良かったです」

[メイン] サーシャ : 「日本に来たら、こういう旅館に泊まってみたいなと思っていたんですよ」

[メイン] 清水 晃 : 「それならまぁ……良かったです」

[メイン] 清水 晃 : 薄々わかっていた。

[メイン] 清水 晃 : 恐らく彼女は、何か言いたくない事がある。

[メイン] 清水 晃 : でもそれを自分に切り出さなければいけない。

[メイン] 清水 晃 : そういう状況なんだろう、本題にいつまでも入らない会話。時間を稼ぐような、いや、言葉を探すような。

[メイン] 清水 晃 : ……察せるだけに、晃もまた、黙り込むしかなかった。

[メイン] サーシャ : 「……決めました」

[メイン] 清水 晃 : 「……え?」

[メイン] サーシャ : 「決心が付きました」

[メイン] サーシャ : 「…………私は、ちょっとした……平和を守るような勤めをしています」

[メイン] サーシャ : 頬を控えめに指でなぞり、恥ずかしそうに言う。

[メイン] 清水 晃 : 「……えーと、自衛官……じゃなくて」

[メイン] 清水 晃 : 「ロシア軍ってことです?」

[メイン] 清水 晃 : 「あ、いや、警察……?」

[メイン] サーシャ : 「う~ん……ちょっと、違いますかね」

[メイン] 清水 晃 : 「はぁ……」

[メイン] 清水 晃 : まぁ、ロシアの治安維持機構に詳しいわけじゃない。余計な事は聞かないでおく。

[メイン] サーシャ : 「……今、この村にはある危険があります」

[メイン] サーシャ : ……口から言葉を出した後に、自分の膝を見つめる。

[メイン] サーシャ : とても残酷な事を言っている。

[メイン] サーシャ : でも、私はUGNの一員として、この日常を守らなければならない。

[メイン] サーシャ : 「事情は話せないんです」

[メイン] サーシャ : 「……私としても、話す事が出来れば、どれだけ……」

[メイン] サーシャ : 「……すいません」

[メイン] サーシャ : 彼の方を向き、彼の黒い瞳を見つめる。

[メイン] 清水 晃 : 「……」

[メイン] サーシャ : 「私は、どうしても彼女を『保護』しなければいけません」

[メイン] 清水 晃 : サーシャの青い目、この国では滅多にみられない……高い空や、遠い海のような青。

[メイン] 清水 晃 : 非日常の存在から言い渡されたことは……自分の細やかな非日常を奪うという宣告。

[メイン] 清水 晃 : ……まぁ、そんなこったろうとは思っていた。

[メイン] 清水 晃 : 「……理由は?」

[メイン] サーシャ : 「この村の……そして清水さん、あなたの安全の為です」

[メイン] 清水 晃 : 「……でも、具体的な事は話せないわけ?」

[メイン] サーシャ : 「……はい」

[メイン] 清水 晃 : 「……そりゃあ」

[メイン] 清水 晃 : 「……虫のいい話だな」

[メイン] サーシャ : 「…………は、い」

[メイン] 清水 晃 : 「……」

[メイン] サーシャ : そう返すしか、出来ない。

[メイン] 清水 晃 : 以前なら、怒り狂ったと思う。でもそんな気にはなれなかった。

[メイン] 清水 晃 : 彼女が誠意を持って対応しようとしていることは、態度からわかった。言いたくない事を言ってくれた、それは間違いないのだろう。

[メイン] 清水 晃 : 守秘義務に相当することは話せない。でも、話せない範囲で何とか伝えようとしてくれている。

[メイン] 清水 晃 : それを無理に暴いて……この村の老人みたいに、根掘り葉掘り聞いて、勝手に詮索して井戸端会議の種にするのか?

[メイン] 清水 晃 : ……冗談じゃない。

[メイン] 清水 晃 : 「……わかったよ、じゃあ無理にはきかない」

[メイン] 清水 晃 : 「一つだけ、それならいいか?」

[メイン] サーシャ : 「……はい、何でも」

[メイン] 清水 晃 : 「……今日中にやってくれるか」

[メイン] 清水 晃 : 「俺も今は冷静だけど、明日はわからない」

[メイン] 清水 晃 : 「悩む時間がなければ、後悔する時間だけで済む」

[メイン] 清水 晃 : 「後悔しか残らなくなれば……」

[メイン] 清水 晃 : 「……そのうち諦められるさ、多分」

[メイン] 清水 晃 : 乾いた笑みを漏らした。

[メイン] 清水 晃 : 「俺はずっとそうしてきた、今度もそうなるだけだ」

[メイン] 清水 晃 : 「大したことじゃない」

[メイン] サーシャ : 「……晃さん」

[メイン] サーシャ : 「あなたは……強い方です」

[メイン] サーシャ : 「私に、私達にもっと強さがあれば……」

[メイン] 清水 晃 : 「嬉しい賛辞だけど、これは強いわけじゃないよ」

[メイン] 清水 晃 : 「諦めるのに慣れてるだけだ」

[メイン] 清水 晃 : 生まれ、進路、財力、能力。

[メイン] 清水 晃 : 一杯諦めてきた。一杯『仕方ない』と自分に言い聞かせてきた。

[メイン] 清水 晃 : 今更だ。

[メイン] 清水 晃 : 「……まるで、輝夜姫みたいだな」

[メイン] 清水 晃 : 小さく笑う。

[メイン] 清水 晃 : 「人魚姫じゃあなかった、月から迎えが来たって事だろう」

[メイン] 清水 晃 : 「……夏の怪談には相応しい、妙なオチさ」

[メイン] 清水 晃 : そういって、立ち上がる。

[メイン] 清水 晃 : 「……話はもういいかい?」

[メイン] サーシャ : 「……」

[メイン] サーシャ : 「少しだけ、良いですか?」

[メイン] 清水 晃 : 「……まだ、何か?」

[メイン] 清水 晃 : 光のない目で、晃はそう呟いた。

[メイン] サーシャ : 「あなたが守ったものを、しっかり見て貰いたいんです」

[メイン] サーシャ : 「それは、諦めではないあなたの選択だから」

[メイン] 清水 晃 : 「……どういう意味だい?」

[メイン] 清水 晃 : 意図が察せない、つい、聞き返した。

[メイン] サーシャ : 「……今のままなら、この村は間違いなく危険に晒されていた」

[メイン] 清水 晃 : 「……」

[メイン] 清水 晃 : 先を待つ、まだ意味は分からない。

[メイン] サーシャ : 「今からの事は、私とあなただけの秘密にしてほしいんです」

[メイン] サーシャ : 「……少し、空で話しましょう」

[メイン] 清水 晃 : 「……わかったよ」

[メイン] 清水 晃 : 「空?」

[メイン] 清水 晃 : つい、怪訝な顔になる。

[メイン] サーシャ : ……私の脚が、白く光る。

[メイン] サーシャ : ……そこには、機械化戦闘脚。ストライカーユニットが装着されて宙に浮かぶ私が居た。

[メイン] 清水 晃 : 「!?」

[メイン] 清水 晃 : 思わず、目が見開かれる。義足。いや、そういうレベルじゃない。

[メイン] 清水 晃 : 何と形容すればいい? SFみたい? 漫画みたい? あまりに陳腐だが、そうとしか言えない。

[メイン] サーシャ : 「さ……掴まって下さい」

[メイン] 清水 晃 : 「え? ええ?」

[メイン] サーシャ : 彼の両腕で抱きかかえるようにして、その高度を少しずつ上げていく。

[メイン] 清水 晃 : 流石に困惑のあまり、自分から手は伸ばせなかった、だが、抵抗できるかといえば……その白魚のような指が並ぶ白い腕は、あまりに晃にとっては非日常的で。

[メイン] 清水 晃 : 「ええぇえぇえぇ!?」

[メイン] 清水 晃 : 惚けて、気付いたら……もう、空にいた。

[メイン] サーシャ : 暗闇の中ではある。しかし……

[メイン] サーシャ : 星や、月は確かに眩く光っていた。

[メイン] サーシャ : 「……私は、時々街の空を飛ぶこともあるんですが」

[メイン] サーシャ : 「このように綺麗な星は見たことがありません」

[メイン] 清水 晃 : 「え、あ……」

[メイン] 清水 晃 : 言われてやっと見た空は。

[メイン] 清水 晃 : 地上で見るそれよりも、ずっと。

[メイン] 清水 晃 : 「……こんな、綺麗だったんだ」

[メイン] 清水 晃 : 「この村の空……」

[メイン] 清水 晃 : 広く輝く、星の海。

[メイン] サーシャ : 「はい。昨日、海岸から帰る時に地上からもよく見えたんです」

[メイン] サーシャ : 「こうして、空から見られればどれだけのものかと思いまして」

[メイン] サーシャ : 「……私は、数日この村に滞在しただけです」

[メイン] サーシャ : 「晃さんの様に長く居て、全てを見た訳ではない」

[メイン] サーシャ : 「ですが……」

[メイン] サーシャ : 「この村が、好きです」

[メイン] 清水 晃 : 「……」

[メイン] 清水 晃 : それには、全くこれっぽっちも同意はできなかった。

[メイン] 清水 晃 : だけど、気持ちはわかる。

[メイン] 清水 晃 : 『自分にないもの』を『美しい』とか『すごい』と思う気持ちだけは。

[メイン] 清水 晃 : 結局、晃も同じだ。

[メイン] 清水 晃 : 自分にない『非日常』に憧れ、魅力を感じた。

[メイン] 清水 晃 : なら、彼女にとって……自分の『日常』は。

[メイン] 清水 晃 : 「……ありがとう、サーシャさん」

[メイン] 清水 晃 : ……それ以外、言えない、言う事もない。

[メイン] 清水 晃 : 自分とは、住む世界が違う。

[メイン] 清水 晃 : それは、彼女も、サーシャも。

[メイン] 清水 晃 : きっと……同じなんだろう。

[メイン] サーシャ : ……段々と、その高度が下がり始める。

[メイン] サーシャ : ……ふわりと、元いた公園に舞い戻る。

[メイン] サーシャ : 「暗いので、転ばないように気をつけて下さい」

[メイン] 清水 晃 : 「……ああ、わかった」

[メイン] 清水 晃 : 足については聞かなかった。聞いてはいけないと思った。

[メイン] サーシャ : そう言って、彼の脚が地面に接地するのを見届ける。

[メイン] 清水 晃 : 治安を守る何かに所属している。ロシア人。守秘義務。女の子。

[メイン] 清水 晃 : どんなに控え目に想像しても、彼女の境遇が『普通じゃない事』だけは分かり切った事実にしかならない。

[メイン] 清水 晃 : すくなくとも、彼女が今『やらなければいけない事』に。

[メイン] 清水 晃 : 彼女には恐らく『選択の余地』がない。

[メイン] 清水 晃 : そんな限られた条件の中で、必死に説明してくれたのだ。

[メイン] 清水 晃 : 自分よりも……年下の。

[メイン] 清水 晃 : 本来なら学校に通っているような女の子が。

[メイン] 清水 晃 : こんな異国の僻地で、自分なんかに。

[メイン] 清水 晃 : ……全部大嘘で、騙されたほうがまだマシと思えるような境遇に、恐らく彼女はいる。

[メイン] サーシャ : 「……晃さん。」

[メイン] 清水 晃 : 「……何だい?」

[メイン] サーシャ : 「私は、自分の日常を精一杯生き抜きます」

[メイン] サーシャ : 「だから、あなたも……」

[メイン] 清水 晃 : 「……」

[メイン] 清水 晃 : それには、答えなかった。

[メイン] 清水 晃 : 「……じゃあ、サーシャさん」

[メイン] 清水 晃 : 「さようなら」

[メイン] 清水 晃 : それだけいって、公園を出る。

[メイン] 清水 晃 : 精一杯生きる。

[メイン] 清水 晃 : どうやって?

[メイン] 清水 晃 : 答えは、出ない。

[メイン] 清水 晃 :  

[メイン] 清水 晃 :  

[メイン] 清水 晃 :  

[雑談] system : [ ククール ] ロイス : 2 → 3

[雑談] system : [ サーシャ ] ロイス : 2 → 4

[メイン] GM : climax 「御伽噺の終わり」 登場全員

[メイン] ククール : 56+1d10 登場/リザレクト (56+1D10) > 56+6[6] > 62

[メイン] system : [ ククール ] 侵蝕率 : 56 → 62

[メイン] 阿部高和 : 68+1d10 登場/リザレクト (68+1D10) > 68+2[2] > 70

[メイン] サーシャ : 79+1d10 (79+1D10) > 79+3[3] > 82

[メイン] system : [ 阿部高和 ] 侵蝕率 : 68 → 70

[メイン] アクア・ドルフィン : 57+1d10 登場/リザレクト (57+1D10) > 57+2[2] > 59

[メイン] system : [ サーシャ ] 侵蝕率 : 79 → 82

[メイン] サスケ : 65+1d10 登場/リザレクト (65+1D10) > 65+8[8] > 73

[メイン] system : [ アクア・ドルフィン ] 侵蝕率 : 57 → 59

[メイン] system : [ アクア・ドルフィン ] ロイス : 2 → 6

[メイン] system : [ サスケ ] 侵蝕率 : 65 → 73

[メイン] ククール :  

[雑談] system : [ 阿部高和 ] ロイス : 2 → 6

[メイン] GM : 相変わらず、洞窟には歌声が響いていた。処理班などへの諸連絡も既に済んでいる。

[メイン] ククール : 「さーて…」

[メイン] GM : あとは対象を無力化し、『保護』するだけ。

[メイン] ククール : 「支部長さんのおかげで後顧の憂いもない……せいぜい死なない程度には頑張ろうぜ」

[メイン] アクア・ドルフィン : 「サーシャが頑張ってくれた分、僕達も仕事しないとね」

[メイン] 阿部高和 : 「ああ…任せっきりだったしなァ」

[メイン] サスケ : 「……………ああ、その分の働きはな」
マントを靡かせつつ『異形の痕』により右眼を真紅に染めつつ

[メイン] サーシャ : 「……最後に一言だけ」

[メイン] ククール : 「…何かな?」
己よりも若いが、"支部長"である彼女に顔を向けて

[メイン] サーシャ : 「……この村を、守りましょう。皆の力で」

[メイン] サーシャ : 「そして……全てが終わったら、海にでも行きたいですね」

[メイン] サスケ : 「言われるまでもない、だろう?」

[メイン] サーシャ : 「……そうかもしれませんねっ」

[メイン] サスケ : 「………海か」

[メイン] ククール : 「ああ。この村は…そんなに好きにはなれないが、海くらいは俺でも愛せるさ」

[メイン] アクア・ドルフィン : 「いいね!海で楽しもうじゃないか!」

[メイン] 阿部高和 : 「男…いや海も楽しみだしな、ヤる気出さない理由はないさ」

[メイン] サーシャ : 「……行きますよ、皆さん!」

[メイン] ククール : 「ああ…今日中に終わらせる約束だもんな!」

[メイン] 阿部高和 : 「目標は人魚姫もどきだ もどきってのが残念だが…気合入れていこうぜ」

[メイン] アクア・ドルフィン : 「さぁ、行こう!」

[メイン] サスケ : 「………了解した」
短く、しかしながらそれでいて力強く

[メイン] ククール : その掛け声とともに、奥へと深く進んでいく

[メイン] 人魚 : 人魚は相変わらずだ。

[メイン] 人魚 : 襲ってくる気配はない。

[メイン] 人魚 : まぁ今までそうだったのだから、当然、今も変わらない。

[メイン] ククール : 「反応なし……か」
何か悲しいか?いや、何にも

[メイン] ククール : 「…じゃあ、終わらせようぜ。出来の悪い人魚姫を」

[メイン] サスケ : 「……目標、未だ反応無しか」
異形とも言える両眼を細めつつ

[メイン] サーシャ : 「……歌声は綺麗ですが」

[メイン] サスケ : 「支部長、改めて指示をくれるか?ここで終わりにさせよう」

[メイン] サーシャ : 「ええ。…………戦闘用意!目標は眼前の人魚!」

[メイン] ククール : 「了解!支部長!」

[メイン] アクア・ドルフィン : 「了解!さぁ大人しく捕まってもらおう!」

[メイン] 阿部高和 : 「了解だ、そんじゃ…戦らないか」

[メイン] サスケ : 「了解」
短く返事する

[メイン] GM : 殺気を感じれば、人魚はやっと。

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : 「……」

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : 一同に視線を、はっきりと向けた。その瞳は。

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : 明白な、『殺意』に溢れていた。

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : ワーディングを振り回せる彼女は、海に天敵などいない。

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : 普通の野生動物は全て『餌』でしかない。

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : ともなれば、向かってくる相手に怯える必要など、どこにある?

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : 「――――!!!」

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : 人間の可聴域を超えた、言葉にならない絶叫。

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : それが、洞窟全体を揺らし、ワーディングの濃度を更に高めていく。

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : ……タダで捕まる気など、当然毛頭ない。

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : 野生動物なのだから。

[ロイス] system : [ サーシャ ] ロイス : 4 → 6

[メイン] system : [ サスケ ] ロイス : 4 → 5

[メイン] ククール : 「チッ……来やがれよ魚が………!!!!」
これから酷いことをする相手なのだ、容赦など切り捨てるように言葉を吐き捨てる

[メイン] system : [ ククール ] ロイス : 3 → 5

[メイン] サーシャ : 「……やはり、本能という事ですか」

[メイン] サスケ : 「フン、漸くその気になったか」
短く、しかしハッキリと切り捨てるかのように

[メイン] サーシャ : ストライカーユニットを装着し、背中のレッドテンペストを装備する。

[メイン] 阿部高和 : 「いい歌声だな…だが、しばらくショーは中止してもらうぜ」

[メイン] system : [ サスケ ] ロイス : 5 → 6

[メイン] アクア・ドルフィン : 「……君に力をコントロールできる知性があれば他の道もあったかもしれない」
「でもそれができないのなら…人間と動物、オーヴァードと非オーヴァードの区別をつけさせてもらうよ」

[メイン] サスケ : 身体の発電細胞を活性化させ、レネゲイドを雷の形として纏い臨戦態勢となる

[メイン] ククール : 「さあ、やろうか…!」
迫り来るワーディングに備えて身構えて─────

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : 啖呵に、むしろ挑むように。

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : 「――!!!!」

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : 人魚は、牙をむいた。

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド :

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド :

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : 相対距離10m

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド :  

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド :  

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : 衝動判定

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : 目標8

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド :  

[メイン] サスケ : (3+1+1)dx+1>=8 (5DX10+1>=8) > 8[1,2,5,7,8]+1 > 9 > 成功

[メイン] アクア・ドルフィン : 4dx>=8 (4DX10>=8) > 10[2,3,4,10]+3[3] > 13 > 成功

[メイン] ククール : 62+2d10 衝動判定 (62+2D10) > 62+15[7,8] > 77

[メイン] サスケ : 73+2d10 衝動判定 (73+2D10) > 73+13[8,5] > 86

[メイン] system : [ ククール ] 侵蝕率 : 62 → 77

[メイン] system : [ サスケ ] 侵蝕率B : 1 → 2

[メイン] 阿部高和 : 2dx>=8 (2DX10>=8) > 9[4,9] > 9 > 成功

[メイン] system : [ サスケ ] 侵蝕率 : 73 → 86

[メイン] 阿部高和 : 70+2d10 衝動判定 (70+2D10) > 70+11[5,6] > 81

[メイン] アクア・ドルフィン : 59+2d10 衝動判定 (59+2D10) > 59+17[10,7] > 76

[メイン] サーシャ : 82+2d10 衝動判定 (82+2D10) > 82+9[4,5] > 91

[メイン] system : [ 阿部高和 ] 侵蝕率 : 70 → 78

[メイン] system : [ 阿部高和 ] 侵蝕率 : 78 → 79

[メイン] system : [ 阿部高和 ] 侵蝕率 : 79 → 81

[メイン] system : [ サーシャ ] 侵蝕率 : 82 → 91

[メイン] system : [ アクア・ドルフィン ] 侵蝕率 : 59 → 76

[メイン] system : [ 阿部高和 ] 侵蝕率B : 1 → 2

[メイン] system : [ アクア・ドルフィン ] 侵蝕率B : 0 → 1

[メイン] サーシャ : 4DX+1 チェック (4DX10+1) > 8[4,5,8,8]+1 > 9

[メイン] ククール : 4DX>=8 (4DX10>=8) > 10[2,7,9,10]+1[1] > 11 > 成功

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド :  

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド :  

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : セットアップ

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : マーメイドはなんもしません

[メイン] サスケ : 「────フン」
その衝動を無視しつつ、自らの戦闘体制を整える

[メイン] サスケ : 加速装置
このラウンドの行動値+8

[メイン] ククール : 「とっとと終わらせるに限る」

[メイン] 阿部高和 : セットアップは


[メイン] アクア・ドルフィン :

[メイン] system : [ サスケ ] 侵蝕率 : 86 → 88

[メイン] ククール : 《加速装置》LV2
行動値+LV×4

[メイン] サーシャ : 「出し惜しみは出来ませんね」

[メイン] サーシャ : 常勝の天才 対象がこのラウンドに行うあらゆる攻撃の攻撃力を+[Lv×4]する。

[メイン] system : [ サーシャ ] 侵蝕率 : 91 → 97

[メイン] system : [ ククール ] 侵蝕率 : 77 → 78

[メイン] サスケ : その身に纏う雷を自分の『疾さ』に特化した形に変貌させる

[メイン] サーシャ : ストライカーユニットを軽やかに旋回させ、自分が一番効果的に攻撃できる位置へと向かう

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : ハイセットアップおわりましたね

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : じゃあイニシアチブなんですけど、ここでイベントです

[メイン] ククール :

[メイン] 清水 晃 :  

[メイン] 阿部高和 :

[メイン] 清水 晃 : 「今の、声は……!!」

[メイン] 清水 晃 : そこには、晃がいた。

[メイン] サーシャ :

[メイン] 清水 晃 : 諦めきれなかった、我慢なんて出来なかった。

[メイン] 清水 晃 : せめて最後に一目。

[メイン] サーシャ : 「晃さん……!」

[メイン] 清水 晃 : それが、少年を突き動かした。

[メイン] 清水 晃 : 「サーシャさん! やっぱ、俺は……俺は……!」

[メイン] ククール : 「…!マジかよ…マジかよ………マジで来るのかよ…!!」

[メイン] 阿部高和 : 「……お前…!」
おいおいおい……冗談じゃねえ、このタイミングはマズすぎる

[メイン] サスケ : 「……………チッ」
ただただ鬱陶しそうに舌打ちをする

[メイン] サーシャ : 「……その覚悟はして下さい!」

[メイン] アクア・ドルフィン : 「君…!来ちゃったのかい!?」

[メイン] 清水 晃 : 「あ、当たり前だろ!! だって、だって、俺にとって彼女は!!」

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : 「――!!」

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : 見境などない。

[メイン] ククール : 「ああ、もう…!!ガキだな…!!本当…!!!!」

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : もう、始まってしまった。言葉を交わす時間もない。

[メイン] サスケ : 「─────」
ギリィと歯軋りしつつ

[メイン] サスケ : 「奴は見境などない!それを少しでも察しているならここから離れろ」

[メイン] サーシャ : 「守るよう努力はしますが、身の安全は保証できませんよ!」

[メイン] ククール : 「いや、もうここまで来たら…せめて側で守るしかねえ!」

[メイン] 阿部高和 : 「………いいよいいよ、ここまで来たなら未来ある青年のケツぐらいは拭いてやるさ」

[メイン] アクア・ドルフィン : 「こうなったら全力で守りながら戦うしかない!やってやるさ!」

[メイン] サスケ : ──この中で誰が一番『守り』に向いてるかをその『眼』で分析しつつ

[メイン] サスケ : 「阿部、いざとなればコイツを頼めるか!?」
同意を求める

[メイン] 阿部高和 : 「勿論分かってるさ、任せとけッ…」

[メイン] ククール : 「本当…このガキは………俺ら…いや、サーシャが何のために今日まで待ったと……ああクソ!言ってる場合じゃねえな…!!」
「全速力で終わらせる!!!」

[メイン] サーシャ : 「その時は彼をお願いします、阿部さん!」

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : 「――!!」 歌声が衝撃となって放たれ続けている。今から背中を見せたものから恐らく餌食だ、野生動物は弱った者から容赦なく狙う。

[メイン] 阿部高和 : 「──というわけでだ……見届けるってんなら俺のケツから離れるなよ、晃!!」

[メイン] 清水 晃 : 「で、でも、だけど!!」

[メイン] 清水 晃 : 言葉が出ない、全然理解が追い付かない。

[メイン] 清水 晃 : どうして、なんで、彼女は、アンタ達は。

[メイン] 清水 晃 : 疑問なんて幾らでも出てくる、でも答えて貰える状況じゃないなんてわかる。

[メイン] 清水 晃 : 何もできない。

[メイン] 清水 晃 : それしか、わからない。

[メイン] ククール : (わかってんだよ…俺らが手前の恋路を邪魔してるカスだなんてよ!!)
(それでも、やるしかねえんだよ!!)
どうしようもない苛立ちを募らせる

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : 加速する刻

[メイン] ククール :

[メイン] 阿部高和 :

[メイン] サーシャ :

[メイン] サスケ :

[メイン] アクア・ドルフィン :

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : マイナーすっとばしてメジャーでコンボ「セイレーン」

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : シーン全体攻撃でーす

[メイン] サスケ : 知ってたよクソァ!!

[メイン] ククール : 来やがれ!!

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : 10dx+10 装甲無視~、当たり前だけど晃も当然狙う~ (10DX10+10) > 9[2,3,3,3,4,4,5,6,7,9]+10 > 19

[メイン] ククール : 回避してやらあ!

[メイン] アクア・ドルフィン : 輪廻の獣発動

[メイン] サスケ :

[メイン] 阿部高和 : !!

[メイン] サーシャ : !!!

[メイン] アクア・ドルフィン : その判定を自動失敗にする…

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : なっ!

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : じゃあ自動失敗だ

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : RPどうぞ

[メイン] アクア・ドルフィン : 「来ると思ってたよ…でも僕も無策じゃない」

[メイン] アクア・ドルフィン : 「エコー・ロケーションで事前に察知し…」

[メイン] アクア・ドルフィン : 「パルス・バーストでその効果を破壊する!」

[メイン] アクア・ドルフィン : 「ケケケケケケケケケケケケケケケケケケ――――!!!」

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : 「――!?」

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : 衝撃波を相殺され、破壊力が失われる。

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド :  

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : ククールのイニシアチブ

[メイン] system : [ アクア・ドルフィン ] ロイス : 6 → 5

[メイン] ククール : 「やるっきゃねえ……やるっきゃねえ…!」
晁の存在により、危険度も何もかもがいきなり桁違いの任務となった

[メイン] ククール : もはや、この人魚姫(海臭い女)への配慮をしている暇などない

[メイン] ククール : マイナーでジェネシフトだァ〜!!!

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : どうぞ

[メイン] ククール : 78+2d10 ジェネシフト (78+2D10) > 78+10[8,2] > 88

[メイン] system : [ ククール ] 侵蝕率 : 78 → 88

[メイン] ククール : 「行くぜ……!」
敵の衝撃波が生み出す周囲の小波の衝撃にも狙いを定め────

[メイン] ククール : メジャー 『さみだれ撃ち』
対象:3体
射程:視界

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : まぁドッジしますよ、みててくださいよ

[メイン] ククール : 5DX10+20 (5DX10+20) > 7[1,2,3,7,7]+20 > 27

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : 10dx+5 だって野生動物だぜ? (10DX10+5) > 9[2,3,3,5,5,5,6,7,8,9]+5 > 14

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : 無理なもは無理

[メイン] 小波A : こなみちゃんたちは15以上でれば全部あたります

[メイン] ククール : 野生動物が人間の手から逃げられねえからマンモスは滅んだ

[メイン] ククール : じゃ、ダメージだぜ

[メイン] ククール : 4D10+60 装甲有効・ガード値-5 (4D10+60) > 10[4,2,2,2]+60 > 70

[メイン] ククール : わーお下振れ

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : よしよし、これくらいなら全然なんとかならないぞ

[メイン] ククール : でしょう?これ必中の弓って言うんですけど

[メイン] 小波B : 主を守れる優秀な小波ちゃんが手番捨てカバーリングして死

[メイン] 小波A : 普通の小波ちゃんは普通に死

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : 「!?」

[メイン] ククール : 「ああ…?クソ…!」
狙った獲物は外さない…なんて言うつもりはないが流石に遮蔽物に邪魔されて気分は良くない

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : 一瞬で衝撃波によって生み出された波が抑え込まれ、荒波に隠された人魚の姿が露わになる。

[メイン] ククール : 「チッ…!悪いな。本命は任せる」 
後続の仲間たちに目配せを送り、一歩引く

[メイン] system : [ ククール ] 侵蝕率 : 88 → 105

[メイン] ククール : 終わり

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : サスケのイニシアチブ

[メイン] サスケ : マイナーでオリジン:レジェンド
精神の達成値をシーン中LV×2

[メイン] system : [ サスケ ] 侵蝕率 : 88 → 90

[メイン] サスケ : 「…………」
目配せにそのまま答えるように力を貯めていく

[メイン] サスケ : メジャーにてコンボ『麒麟』対象シーン選択/射程距離視界 相手のドッジダイス−2

[メイン] system : [ サスケ ] 侵蝕率 : 90 → 107

[メイン] サスケ : 対象は勿論マーメイド!!

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : こいよ

[メイン] サスケ : (3+2-2)dx10+10+8 (3DX10+18) > 10[1,10,10]+8[4,8]+18 > 36

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : 8dx+5 そんなもん野生動物にあたるとおもったか? (8DX10+5) > 8[3,3,3,3,6,6,7,8]+5 > 13

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : あたるわ

[メイン] サスケ : (4+1)d10+15+12+16 (5D10+15+12+16) > 27[8,8,2,3,6]+15+12+16 > 70

[メイン] system : [ サスケ ] 侵蝕率B : 2 → 3

[メイン] system : [ サスケ ] 侵蝕率 : 107 → 108

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : 装甲10点!!

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : 60点もらう

[メイン] サスケ : 装甲無視て書いてなかったのとバフで+4書き忘れてた
すまん(Thanks)

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : 74点ね

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : いたい

[メイン] ククール : サイレン合戦!

[メイン] system : [ EXレネゲイド:マーメイド ] HP : -60 → -74

[メイン] サスケ : 「─────フン」
右腕に雷を集中させる

[メイン] サスケ : 天候は曇り、些か不安ではあるが今は問題ない

[メイン] サスケ : そして…右腕の電撃に誘導され天空より雷が飛来する

[メイン] サスケ : 「雷鳴と共に…散れ!!」

[メイン] サスケ : 「『麒麟』!!」

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : 「……!!」

[メイン] サスケ : 誘導された雷の竜がそのままマーメイドに降り注ごうとする

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : 海水に濡れたその体は一瞬で紫電に包み込まれ、雷竜の爪牙の餌食となる。

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : 声にならない絶叫をあげるが、それすら雷鳴にかき消され、誰に届くこともない。

[メイン] サスケ : 「……フン」
雷の残滓を右腕に残しつつ後続を見やる

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : それでも、驚異的な生命力で人魚は害意に満ちた目を向け。

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : 再び、死を歌う。

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : 10dx+10 シーン全体攻撃装甲無視 (10DX10+10) > 9[1,1,2,2,3,5,9,9,9,9]+10 > 19

[メイン] 阿部高和 : ダメージロール前にオートで軍神の守りを使う
対象は晃だ!

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : OK

[メイン] サスケ : そろそろ避けるか…♠︎

[メイン] ククール : 時の棺切っても良いが……今回は阿部さんもいるし待ってみるか

[メイン] サスケ : (3+3)dx10>=19 (6DX10>=19) > 8[3,4,4,5,5,8] > 8 > 失敗

[メイン] system : [ 阿部高和 ] 侵蝕率 : 81 → 83

[メイン] アクア・ドルフィン : ドッジ!

[メイン] サスケ : まあ…そらそうか

[メイン] サーシャ : ドッジします

[メイン] ククール : 4DX+1>=19 野生動物の攻撃なんて当たるかよ (4DX10+1>=19) > 10[1,3,8,10]+8[8]+1 > 19 > 成功

[メイン] サスケ :

[メイン] ククール : ほらね?

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : まじでよけた

[メイン] アクア・ドルフィン :

[メイン] サスケ : 格が違う

[メイン] 阿部高和 : すんげェ~!!

[メイン] アクア・ドルフィン : すんげぇ~~~~~!

[メイン] サーシャ : 2+2DX+1>=19 回避

[メイン] アクア・ドルフィン : 3dx>=19 (3DX10>=19) > 6[1,3,6] > 6 > 失敗

[メイン] ククール : 🌈

[メイン] サーシャ : 4DX+1>=19 回避 (4DX10+1>=19) > 9[3,4,4,9]+1 > 10 > 失敗

[メイン] サーシャ : 受けますよ 来て下さい

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : 15+2d10 みんな人魚ちゃんの素敵な歌をきいてね (15+2D10) > 15+13[7,6] > 28

[メイン] アクア・ドルフィン : ジャストで…死んだ!

[メイン] サーシャ : 右に……同じ!

[メイン] system : [ アクア・ドルフィン ] HP : 28 → 0

[メイン] サスケ : うちはの生命力は格が違う
ギリギリ・皇

[メイン] 阿部高和 : (せめて、晃に情の一つでも沸いてんなら……救いにもなるだろうになァ)

[メイン] system : [ サスケ ] HP : 29 → 1

[メイン] 阿部高和 : 見境もなければ慈悲の欠片ない一撃を放たんとするサカナに対して、僅かに思考を巡らせるが

[メイン] system : [ サーシャ ] HP : 0 → 0

[メイン] 阿部高和 : 「来るぜ……さっきも言ったがケツに齧りついとけよッ」

[メイン] 清水 晃 : 「あ。ああ……俺、俺……!」

[メイン] 阿部高和 : 次の瞬間には晃を庇い、歌声に身を挺して立ちはだかる

[メイン] 清水 晃 : 最早、理外の戦闘に晃は言葉も出ない。何もかも理解が追い付かない。

[メイン] 阿部高和 : 「あおおおーーーーーっ!!」

[メイン] サスケ : 「グッ……ヌ…!」
炎と骸骨を咄嗟に展開し辛うじて膝をつかずに君臨する

[メイン] system : [ 阿部高和 ] HP : 31 → 0

[メイン] ククール : 「目が良くなきゃ射手なんてやってられねえんでな……!晁は無事……っていやなんだよそのツラ!?」
僅かな空間の歪みから空気の流れを読み切り、回避不能に思えた歌をなんとか避けきり視界を向けた先で雄叫びを上げる阿部を見た

[メイン] サーシャ : 空中で歌声を回避する事が出来ず、そのまま墜落してしまう

[メイン] アクア・ドルフィン : 76+1d10 登場/リザレクト (76+1D10) > 76+1[1] > 77

[メイン] system : [ アクア・ドルフィン ] 侵蝕率 : 76 → 77

[メイン] system : [ アクア・ドルフィン ] HP : 0 → 1

[メイン] 阿部高和 : 83+1d10 登場/リザレクト (83+1D10) > 83+10[10] > 93

[メイン] サーシャ : 97+1d10 リザレクト (97+1D10) > 97+10[10] > 107

[メイン] system : [ 阿部高和 ] HP : 0 → 10

[メイン] system : [ 阿部高和 ] 侵蝕率 : 83 → 93

[メイン] system : [ サーシャ ] 侵蝕率 : 97 → 107

[メイン] アクア・ドルフィン : 「いやーこれは…キクね!」

[メイン] system : [ サーシャ ] HP : 0 → 10

[メイン] 阿部高和 : 「ったく…見た目だけとはいえ女にイカされてたまるかってんだ」

[メイン] サスケ : 「……ハァ………其方は!?」
阿部、ひいては晃の方を向く

[メイン] サーシャ : 「ぐ……大丈夫ですか、晃さん!」

[メイン] 清水 晃 : 「え、あ……あ、ああ……」

[メイン] 阿部高和 : 「晃は…少なくとも身体は無事だ!今はアイツに集中しとけ!」

[メイン] 清水 晃 : 放心している、何も理解がおいついていない、ここまでわずか数秒の出来事。完全に思考がマヒしている。

[メイン] ククール : 「ど、どうにか阿部が守り抜いたみたいだが…」
あの顔何?幻覚?いやいや、こういう状況だし必死になりゃあんな顔にもなるよな、うん

[メイン] サスケ : 「……あの少年は兎も角…お前は存外無事そうだな」
口に溜まった血を地面に吐き出しつつ

[メイン] アクア・ドルフィン : 「どうやら無事に守ってくれたようだね…!」

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : イルカ(見間違え)の手番

[メイン] アクア・ドルフィン : わかった

[メイン] アクア・ドルフィン : コンセントレイト+振動球+援護の風+ウィンドブレス
視界 装甲無視
対象マーメイド

[メイン] アクア・ドルフィン : 9dx8+7 (9DX8+7) > 10[1,3,4,4,5,7,7,8,8]+10[6,9]+7[7]+7 > 34

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : 10dx+5 野生動物は決して屈しない (10DX10+5) > 10[3,3,3,4,6,6,8,10,10,10]+10[9,10,10]+7[3,7]+5 > 32

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : 屈した

[メイン] サスケ : あぶない

[メイン] アクア・ドルフィン : あっぶね!

[メイン] ククール : よ、よくやった!!!!

[メイン] 阿部高和 : イルカタ

[メイン] サーシャ : よくやりました!

[メイン] アクア・ドルフィン : 「さぁ…さっきのお返しだよ!」

[メイン] アクア・ドルフィン : 4d10+5 装甲無視 (4D10+5) > 17[3,3,3,8]+5 > 22

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : 22点もらう

[メイン] system : [ EXレネゲイド:マーメイド ] HP : -74 → -96

[メイン] アクア・ドルフィン : 「ケケケケケケケケケケケケケケケケケケ――――!!!」
振動波が襲い掛かる!

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : 振動波で鱗が剥がれ、目や耳から血が噴き出す、死が目前に迫る感覚に、人魚は震えだす。

[メイン] サーシャ : 「負けていられませんね……私も行きます!」

[メイン] サーシャ : メジャー・バリアクラッカー+MAXボルテージ+アタックプログラム

[メイン] サーシャ : 命中判定いいですか?

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : いいよ

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : まぁ野生動物だから避けるよ

[メイン] サーシャ : 4DX+9+3+10+4 命中 (4DX10+26) > 9[1,1,2,9]+26 > 35

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : 10dx+5 野生動物に固定値が通用するとおもったか? (10DX10+5) > 10[1,2,2,5,5,6,6,9,9,10]+10[10]+9[9]+5 > 34

[メイン] サスケ : こわい

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : 通用したわ

[メイン] ククール : 🌈

[メイン] アクア・ドルフィン : ルフィカタ

[メイン] サーシャ : ルフィカタ

[メイン] サスケ : ルフィカタ

[メイン] 阿部高和 : ルフィカタ

[メイン] サーシャ : ダメ判定いいですか!

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : こいよ

[メイン] サーシャ : 5d10+22+4+10 ダメージ (5D10+22+4+10) > 27[9,4,4,1,9]+22+4+10 > 63

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド :

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : オートアクション

[メイン] アクア・ドルフィン :

[メイン] 阿部高和 :

[メイン] サスケ :

[メイン] サーシャ : 急旋回してマーメイドに近づき、レッドテンペストの引き金を抜く。

[メイン] サーシャ :

[メイン] ククール : 「やったか…!?」

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : 魔獣の証

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : HP30点で蘇生

[メイン] サスケ : 「………まだだろうな!」

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : 「!!!」

[メイン] サーシャ : 「まだ届きませんか!」

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : 驚異的な生命力でまだ倒れない、しかし、既に力の差は歴然。

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : 人魚は離脱を測ろうと距離を取り始める。

[メイン] system : [ アクア・ドルフィン ] 侵蝕率 : 77 → 86

[メイン] ククール : 「っと、逃がすわけないだろ?」

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : 阿部さんの手番

[メイン] サスケ : 「………ここで逃がしては全てが水の泡と消える…頼むぞ」

[メイン] system : [ サーシャ ] HP : 10 → 0

[メイン] 阿部高和 : 「散々歌ってくれたが……ま、ここらで幕引きだろ」

[メイン] 阿部高和 : マイナーで縮地を使い戦闘移動でEXレネゲイド:マーメイドのエンゲージに移動

[メイン] 阿部高和 : メジャーでコンボ『くそみそテクニック』
白兵/至近/単体/侵蝕率9/ガード無効攻撃力+4

[雑談] system : [ サーシャ ] ロイス : 6 → 5

[雑談] system : [ サーシャ ] HP : 0 → 12

[メイン] 阿部高和 : 10dx7 (10DX7) > 10[1,2,3,3,3,6,6,6,7,10]+10[1,7]+2[2] > 22

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : 10dx+5 こ、これで死にたくない! (10DX10+5) > 9[1,2,2,2,2,5,5,7,8,9]+5 > 14

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : あがああぁああ!

[メイン] サスケ : 🌈

[メイン] 阿部高和 : ダメージに対抗種とパイルバンカーも載せる…よかったな

[メイン] アクア・ドルフィン : 🌈

[メイン] ククール : なーんだ避けたら回避判定に時の棺してやろうと思ったのに

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : 止まった時間の中に現れる阿部さんこわい

[メイン] 阿部高和 : 5d10+22 (5D10+22) > 27[4,3,4,9,7]+22 > 49

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : 死!!

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : 何とか逃げ出そうと、その身をよじり、波の中に消えようとするが。

[メイン] 阿部高和 : 青いツナギの男の挙動は目にも止まらない…いや、止まる動きが存在しない

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : 「……!?」

[メイン] 阿部高和 : 怯えて逃げ出そうとする人魚姫の目前に、男は現れ

[メイン] 阿部高和 : 「…今度は俺の番だろ?」

[メイン] 阿部高和 : いつ装備していたのか、右腕に収まった鋼鉄の塊が唸りを上げ、相手を貫く!

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : 「ぎ、ぎぃい!」

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : 喉から、空気が漏れ、それが辛うじて声のような何かを象り。

[メイン] 阿部高和 : 「別に恨みがあるってワケでもないんだが…仕事なんでな、お前の歌姫ごっこはここらで御終いだ」

[メイン] ククール : 「…決まったな」(…っと、コイツには見せない方が良いか…)
晁の視線を遮るように一歩前に踏み出す

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : そのまま、人魚は力なく倒れ。

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : ワーディングが砕け散り、水面に浮かんだ。死にはしていない。

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : 無事、無力化はできた。

[メイン] サーシャ : 「……戦闘状況、終了です」

[メイン] EXレネゲイド:マーメイド : あとは……処理班が引き継ぐだろう。

[メイン] サスケ : 「…………今度こそな」
同じく一歩前に進みマーメイドを凝視する

[メイン] アクア・ドルフィン : 「ふぅ、終わったね…」

[メイン] 清水 晃 : 「……」

[メイン] 清水 晃 : へたりこみ、呆けた顔で、一部始終を見ている。

[メイン] 阿部高和 : 「ああ…」
崩れ落ちた人魚姫から杭を抜き取り、武器を再び虚空へと戻す

[メイン] ククール : 「……安心しな。もう終わりだ……いや、お前には終わらない方が良かったか…?こんな所に飛び込んでくるくらいだもんな」

[メイン] サスケ : 「………任務完了と言いたいところだが…まだ勤めなかればならぬ課題があるようだ」

[メイン] サーシャ : ストライカーユニットが、眩い光に包まれ……そして消える。

[メイン] 清水 晃 : 言葉は出ない。ククールの顔を、何もかもが抜け落ちたような顔でみて。

[メイン] 清水 晃 : 「……アンタ達は……彼女は……」

[メイン] 清水 晃 : 喜怒哀楽、その全てが感じられない、能面のような表情で。

[メイン] 清水 晃 : 「……一体、『何』なんだ?」

[メイン] 清水 晃 : そう、呟いた。

[メイン] ククール : 「…化け物だよ。俺たちはな」
「お前とは…違う」

[メイン] サスケ : 「…………」
真紅から戻し、底の無いような右眼の黒い瞳で晃を見つめる

[メイン] 清水 晃 : 化け物。

[メイン] 清水 晃 : 驚くほど、するりとその言葉は飲み込めた。

[メイン] 清水 晃 : 理不尽と不可解の連続だったにも関わらず。

[メイン] 清水 晃 : それだけは、あっさりと、まるで最初からそこにあったかのように。

[メイン] 清水 晃 : 腑に落ちる結論だった。

[メイン] 阿部高和 : 「そうさ、俺達は『化け物』だ……そして別の『化け物』とこうして戦って、日常を守る」

[メイン] サーシャ : 「ククールさんの言う通り……私達は化け物、に違いありません」

[メイン] サスケ : ───こうなった以上は…完全な隠匿は不可か
あくまで冷静に、次にどうするべきなのが思考し続ける

[メイン] サーシャ : 「……ですが、人の心は忘れていない……そう、信じたいです」

[メイン] サーシャ : その場にへたりこんだ彼に手を差し伸べる。

[メイン] 清水 晃 : 「……」

[メイン] サスケ : 「違いない、オレ達は化け物だ」
「雷を操り、炎を操り、風を操る。それを化け物と言わずしてなんと言う?」

[メイン] 清水 晃 : その手を、取ろうとして。

[メイン] 清水 晃 : 脳裏に浮かんだのは。

[メイン] 清水 晃 : それこそ、サスケの言う通り、異能の力を振るって、彼女を引き裂いた姿。

[メイン] 清水 晃 : そう、その姿、その威容はまさに。

[メイン] 清水 晃 : 『化け物』の――。

[メイン] 清水 晃 : 「……ひっ!」

[メイン] アクア・ドルフィン : 「なぁにイルカが手足を生やして振動波を出しただけさぁ
それをどう受け止めるかは君次第だけど」

[メイン] 清水 晃 : 無意識だった、完全に意識の外の動きだった。

[メイン] 清水 晃 : 晃は、サーシャの手を。

[メイン] 清水 晃 : ……跳ねのけていた。

[メイン] 清水 晃 : 「あ、い、いや、こ、これは……」

[メイン] サーシャ : 「……いいんです」

[メイン] 清水 晃 : 言葉が震える、体が震える、もう見てしまった。全部知ってしまった。

[メイン] 阿部高和 : 「………」

[メイン] 清水 晃 : 彼等が、彼女が……その気になれば、自分なんて……簡単に。

[メイン] サスケ : こうなることは『自明』とも理解していたような表情でそのやり取りを見つめる

[メイン] 清水 晃 : 「い、いや、で、でも」

[メイン] ククール : 「……怖がるのもわかるよ」
「でも……今までそうしなかったサーシャの優しさだけは……わかってやって欲しい」
無理な願いのようなことを口走る。こんなことを言ってなんになるのか

[メイン] サーシャ : 「私も、あなたの立場なら同じでしょうから――」

[メイン] サーシャ :

[メイン] 清水 晃 : 自分を守ってくれた男、阿部にも、何もかも見透かしたような目でみるサスケにも、こんな時でも仲間を想う言葉を投げられるククールにも、そして。

[メイン] 清水 晃 : 「あ……」

[メイン] 清水 晃 : 一緒にあの空をみた、サーシャにすら。

[メイン] 清水 晃 : ……晃はもう、『恐怖』しか抱けなかった。

[メイン] サーシャ : 「……協力感謝します、清水晃さん」

[メイン] サスケ : 「……………」
──わかりきっていた、故に今行うべきことは

[メイン] アクア・ドルフィン : 「僕はまぁこんな身だからねぇ。化け物扱いは慣れっこさ
…ま、できることなら人間同士は怖がらないであげてほしかったけど無理もないか」

[メイン] 清水 晃 : 声をかけてくるアクア・ドルフィンの姿を、どこかで晃は勝手に自分の中で理屈をつけて「異形」程度に思っていた。
でも、今やっと理解した。

[メイン] 清水 晃 : 彼は、異形などではない。少なくともこの場での異形は。

[メイン] 清水 晃 : 「……は、ははは」

[メイン] 清水 晃 : ……語るまでもない。

[メイン] サスケ : 「(……一先ず、任務そのものは完了だ……コイツの処遇に関してはアンタに一任する)」
サーシャに耳打ちをし、再び少年をその黒き瞳で見つめる

[メイン] ククール : 「………悪かったな。もう、直に村を出てく……お前の望んでた日常とは違う形かも知れないが……もう二度と化け物に関わらない平穏な人生を送って欲しいと、心からそう思うよ」

[メイン] サーシャ : 「(……暫くの間、監視は付けるべきでしょう。……記憶に関しては、出来る限りは……)」
サスケに小声で返す。

[メイン] サスケ : 「(………了解)」

[メイン] GM : 洞窟の外から、足音が聞こえてくる。遠くから、ヘリのローター音も響きだした。

[メイン] サーシャ : 「清水さん、最後に1つだけ」

[メイン] GM : 処理班が到着した、いずれここも、封鎖される。

[メイン] 清水 晃 : 「……え?」

[メイン] サスケ : ───自分も何か少年に声をかけるべきだろうか?そう思い言葉を探すが…どうしても適切な言葉が見当たらない

[メイン] ククール : 「………」
言いたいことがあったとしても、その権利は俺にはない
黙ってその場を立ち去った

[メイン] サーシャ : 「この事は内密にお願いします。……お互いの為にも」

[メイン] 清水 晃 : ククールの言葉で、彼を、いや彼等を……自分は傷つけてしまった。それだけはわかる。でも、それでも。

[メイン] 清水 晃 : 「……」

[メイン] 清水 晃 : 言葉なんて、もう。

[メイン] 清水 晃 : 出せなかった。

[メイン] サスケ : 「…………済まない」
だからこそ、自分が最後に喉から絞り出したのはただただ謝罪の一言

[メイン] サーシャ : 「……そして」

[メイン] サスケ : 謝ると同時に、ククールの後をつけてこの場を離れる

[メイン] サーシャ : 「あの時間、私の中には一生残り続けるでしょう。……さようなら」

[メイン] 阿部高和 : 段々と近付き、聞こえてくる音に対して体を向け、何を思うか少しの間聞き入っていたが

[メイン] 阿部高和 : 「俺は謝罪なんて、できた立場じゃないしな…」

[メイン] 清水 晃 : 「あ、い、いや! その!!」

[メイン] 清水 晃 : 「俺は!!」

[メイン] 阿部高和 : 「……ま、頑張れよ」

[メイン] サーシャ : ……足を止める。

[メイン] 清水 晃 : だが、その先はもう聞こえない。

[メイン] 清水 晃 : 入れ替わりで入ってきた処理班の黒服たちに晃は囲まれ、その姿は見えなくなる。

[メイン] アクア・ドルフィン : 「人魚の彼女も回収して僕らも退散する…明日からは君の平和な日常が戻ってくる。すまなかったね」
その場を去る

[メイン] サーシャ : 「……行きましょう」

[メイン] 阿部高和 : 青いツナギの男も、振り返ることも足を止めることもなく、その場を去っていく

[メイン] サーシャ : そのまま、洞窟の出口へと歩を進めた。

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : その後、清水晃は記憶処理を受け、レネゲイドやオーヴァードに関わる記憶の全てを操作され、消去された。

[メイン] GM : 本来は必要最低限に留められる予定だったが。

[雑談] system : [ ククール ] ロイス : 5 → 6

[メイン] GM : ……清水晃の強い希望により、一切の痕跡が消去された。

[メイン] GM : 彼は、また日常に戻った。民宿で働く、田舎の少年として。

[メイン] GM : 灰色の日常へと、戻っていった。

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ……なお、確保された人魚は、UGNにより丁重に扱われ、専門の施設で手厚い保護を受けたが。

[メイン] GM : 環境の変化に耐えられず、ストレスからか食物を摂取しなくなり……一週間ほどで衰弱死した。

[メイン] GM : 魚には、よくあることでしかない。

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : バックトラック

[メイン] GM : Eロイスはありません

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] ククール : 侵蝕率105 ロイス6

[メイン] サスケ : 108% ロイス6 メモリー1

[メイン] サスケ : メモリー使用

[メイン] サーシャ : 侵蝕率117 ロイス5

[メイン] アクア・ドルフィン : 侵蝕率86 ロイス5

[メイン] system : [ サスケ ] 侵蝕率 : 108 → 98

[雑談] system : [ 阿部高和 ] HP : 10 → 1

[メイン] サスケ : 6d10 (6D10) > 37[8,5,8,7,1,8] > 37

[メイン] 阿部高和 : 侵蝕率93% ロイス6個

[メイン] system : [ サスケ ] 侵蝕率 : 98 → 61

[メイン] ククール : 105-6d10 等倍 (105-6D10) > 105-39[7,6,2,8,10,6] > 66

[メイン] system : [ ククール ] 侵蝕率 : 105 → 66

[メイン] アクア・ドルフィン : 86-5d10 (86-5D10) > 86-28[4,1,9,10,4] > 58

[雑談] system : [ サーシャ ] 侵蝕率 : 107 → 117

[メイン] 阿部高和 : 等倍振りだ

[メイン] 阿部高和 : 93-6d10 通常振り/追加振り (93-6D10) > 93-33[7,8,6,2,9,1] > 60

[メイン] system : [ アクア・ドルフィン ] 侵蝕率 : 86 → 58

[メイン] system : [ 阿部高和 ] 侵蝕率 : 93 → 60

[メイン] サーシャ : 117-5d10 通常振り (117-5D10) > 117-25[2,5,8,5,5] > 92

[メイン] system : [ サーシャ ] 侵蝕率 : 117 → 92

[メイン] system : [ 阿部高和 ] 侵蝕率 : 60 → 69

[メイン] ククール :  

[メイン] ククール :  

[メイン] ククール :  

[メイン] ククール : ED 「曇り空の元で」
登場:任意

[メイン] ククール :  

[メイン] ククール :  

[メイン] ククール :  

[メイン] ククール : 「あー……疲れた」
そこまで大変な任務じゃなかったんだが、何故かな?

[メイン] ククール : 俺たちはバスに揺られて村からの帰路についていた

[メイン] サスケ : 「フン…………」
目を瞑りつつ鼻音で返事をする

[メイン] ククール : 「支部長さんにはそんな中でも一人残ってお仕事させちゃって悪いが……」
あの子の憂い気な顔を見てしまうと、なんとも言葉が詰まる

[メイン] 阿部高和 : 「……」
いつもはろくでもない言葉を吐き出すこの男も、今は言葉がない

[メイン] アクア・ドルフィン : 「……彼女については今はそっとしておいてあげるべきだよ」

[メイン] サスケ : 「………違いないか」

[メイン] ククール : 「…だなあ」

[メイン] ククール : 自分よりも一つ下の年代の少女、ただ一緒にいただけの俺でさえこんだけ嫌な気分になるこんな事件に中心で関わっててどれだけの心労を抱えただろう

[メイン] ククール : その心中を思うと、今の空よりも昏い気分にならざるを得なかった

[メイン] 阿部高和 : ただ黙って、流れ行く窓の外の風景をじっと眺めている

[メイン] サスケ : 周りの心中は分かる、しかしそれに対してかけてやるべき言葉が常に思い浮かばない
故に右目のみを開けて景色を見つつそう思う

[メイン] ククール : 「…あー…んで、どうよお前ら。この後ヒマか?もしそうなら一緒に飯でも食いに…行くか?」
会話下手くそかよ。重い空気に耐えられず切り出したが、この流れでこんな話して、乗ってくる奴いるか?

[メイン] サスケ : 「………フン」
内心、誰にも上手く接することのできない自分自身を鼻で笑う

[メイン] 阿部高和 : 「………」

[メイン] アクア・ドルフィン : 「…いいね!何か食べに行こうか!」
重い空気は好きじゃない。乗っかっていこう

[メイン] 阿部高和 : 「……記憶処理だってな、あいつ」
「自分から望んだって……そう聞いた」

[メイン] サスケ : 「…………ああ」

[メイン] ククール : 「…………そうかあ…」
撃沈。仕方ないよな。この空気だ。

[メイン] ククール : 「…………全部忘れられるなら、そっちの方が幸せなのかもな」

[メイン] 阿部高和 : 「………いや、悪いな、せっかく…空気変えようとしてくれたってのによ 俺らしくなかった」

[メイン] 阿部高和 : 「………」

[メイン] サスケ : 「そして…これまた酷な予想ではあるがあの人魚がストレスに耐えれるとも思わん」
眉間に皺を寄せつつ

[メイン] 阿部高和 : 「だろう、なァ………」

[メイン] アクア・ドルフィン : 「……全く嫌になるね」

[メイン] ククール : 「ハハ、世の中『仕方がない』『仕方がない』で済ませなきゃやってらんねーな、本当」

[メイン] ククール : ムカつく…ムカつくなあ…マジで

[メイン] サスケ : 『仕方ない』、相変わらず便利な言葉だ
こうでもしないとやっていられないのだろう

[メイン] 阿部高和 : 「村を……より多くを守る為に、『仕方がない』ことだった、か」

[メイン] ククール : 「………まあ、それでも…そうやって色んなことを諦めてでも最後までやるしかないのが人生ってことだろ」
アイツだって、そうやって色々諦めたんだろう
自分の心を、日常を、どうしようもない世界から守るために

[メイン] サスケ : 「多数を守るために少数を切り捨てる……か」
『よくある』嫌なことだ

[メイン] アクア・ドルフィン : 「僕達はそうやって日常を守っていくからね」
できることなら『それでも』と言い続けたいところだけど…

[メイン] サスケ : 「……チッ」
短く舌打ちをし、再び眠りにつく

[メイン] 阿部高和 : 自らに言い聞かせるように、『仕方がない』とどれだけ言ったところで……一人の青年が確かに大切にしていたものを奪った事実は変わることはない

[メイン] 阿部高和 : そしてそれ以上語ることもなく、男は再び窓の風景を眺め始めた

[メイン] ククール : 「………俺も寝るか」

[メイン] ククール : 今回の任務があったからって…少なくともこの四人は変わらない

[メイン] ククール : 今までも、これからも、世界の為に日常の為に『仕方ない』を積み上げるのだろう

[メイン] ククール : 「………あー」
でも、寝る前に一つ気がついた

[メイン] ククール : 俺が本当にムカついてたのは、クソみたいな世界とかそんなんじゃなくて

[メイン] ククール : ──────それに負けて『仕方ない』なんてほざいてる弱い自分なんだって

[メイン] ククール :  

[メイン] ククール :  

[メイン] ククール :  

[メイン] サーシャ : ED:「紅葉の季節に」

[メイン] サーシャ : 「……ここで大丈夫です」

[メイン] サーシャ : あれから、私の中には何かしこり……つっかえのような物が出来ていた。

[メイン] サーシャ : そして、それが出来たのはあの夏の日。

[メイン] サーシャ : ……今日は、何とか1日休暇を取ってこの村までやって来たのだが……

[メイン] サーシャ : 「……数ヶ月では、そう変わりませんよね」

[メイン] サーシャ : 一人で村を歩く。目指すのは海岸の見えるあの場所。

[メイン] サーシャ : その公園に入った私は、錆も少し見えるブランコの1つに座る。

[メイン] サーシャ : ……脳裏には、あの日の光景がさまざまと残る。

[メイン] サーシャ : 「……化け物」

[メイン] サーシャ : 「私は……」

[メイン] サーシャ : ブランコから、遠く海を見つめる。

[メイン] 清水 晃 : 「旅行ですか?」

[メイン] サーシャ : その声に、心臓が跳ねる。

[メイン] 清水 晃 : ふと、声が掛かった。そこにいたのは……余所行きの笑顔を張り付けた、清水晃。

[メイン] 清水 晃 : サーシャとの出会いは勿論、人魚に関する記憶の一切も操作され……その影響かどうかは知らないが。

[メイン] 清水 晃 : 彼はサーシャとあった時よりは一見『明るく前向き』に見えた。

[メイン] 清水 晃 : 「今の時期は山もいいですよ、紅葉がみれますから」

[メイン] 清水 晃 : スラスラと観光ガイドのような事をいう晃。仕事を前より覚えたのだろう。時間は大分過ぎている。

[メイン] サーシャ : 「そうなんですね、確かに山が綺麗でした」

[メイン] サーシャ : 「泊りがけという訳ではないのですが……少し観光に」

[メイン] 清水 晃 : 「はは、それは良かった。何もない村ですけど、ゆっくりしていってください。ああでも、海はこの時期はちょっと荒れますから、気を付けてくださいね」

[メイン] 清水 晃 : ニコニコと笑いながら、「知らない観光客」に気安く語りかける。十把一絡げにまとめた言葉の数々。プリセットだけで喋るなら、心労も何もない。

[メイン] 清水 晃 : 彼はまた一つ、どこかで「諦めた」のだろう。それだけは、よくわかった。

[メイン] サーシャ : 「……この村は、」

[メイン] サーシャ : そう言いかけて止まる。

[メイン] サーシャ : その言葉はあまりに残酷だから。

[メイン] サーシャ : 「……ありがとうございます。この辺りには、軽く登れる山などはあるんでしょうか?」

[メイン] サーシャ : 「どこか……見晴らしのいい場所から、この村を見たいと思いまして」

[メイン] 清水 晃 : 「ええ、それなら、あの山がいいですよ」

[メイン] 清水 晃 : そういって、丁度指差した小山。その標高は。

[メイン] 清水 晃 : 「『まるで空を飛んだみたいな景色』が見れるんですよ。おすすめです」

[メイン] サーシャ : 「…………!」

[メイン] 清水 晃 : ……あの夏に飛んだ夜空の高度と、近かった。

[メイン] サーシャ : 右目からは、涙が。

[メイン] サーシャ : 左目からも。

[メイン] 清水 晃 : 「え?」

[メイン] 清水 晃 : 晃が、焦る。

[メイン] サーシャ : 「……すいません、すいません……!」

[メイン] 清水 晃 : 「あ、い、いえ……大丈夫ですか? どこか痛んだりでも?」

[メイン] サーシャ : 「……はい、少し目にゴミが……」

[メイン] 清水 晃 : 「えーと、それじゃあ、これでよければ……」

[メイン] 清水 晃 : 心底から心配した様子で、ハンカチを手渡す。

[メイン] 清水 晃 : あの日、跳ねのけたその手で。

[メイン] サーシャ : 「……ありがとうございます」

[メイン] サーシャ : 目にハンカチを当て、涙を拭う。

[メイン] 清水 晃 : 「いえいえ、せめてこれくらいは……えーと、その、ほら、折角会ったんですし」

[メイン] 清水 晃 : あっと言う間に鍍金が剥がれていく、プリセットにない展開には対応できない様子。

[メイン] 清水 晃 : 晃は結局、晃だった。

[メイン] サーシャ : 「……もう大丈夫です。汚してしまいましたね、ハンカチ……」

[メイン] 清水 晃 : 「い、いや、いいんですよ! あーえーと、それは上げる、じゃなくて進呈しますんで、その……」

[メイン] 清水 晃 : 「あー……まぁ、えと、ほら、女の子が泣いてたら、ほっとけないってだけですから」

[メイン] サーシャ : 「ふふ……」

[メイン] 清水 晃 : 「え? あ、いや、あー……すいません、ナンパ野郎ですねこれじゃあ」

[メイン] サーシャ : 「ありがとうございます、大事にしますね」

[メイン] 清水 晃 : 「そ、そうして頂けると……嬉しいです」

[メイン] サーシャ : 「……それでは私はそろそろ。……あ」

[メイン] 清水 晃 : 「え?」

[メイン] サーシャ : 「……まだこの村に来てすぐですが……」

[メイン] サーシャ : 「この村の事、好きになれそうです」

[メイン] 清水 晃 : 「ははは……いや、そりゃあ」

[メイン] 清水 晃 : 何故だろう、普段ならこんなお世辞言いやがってって思うのに。

[メイン] 清水 晃 : でも、この子に言われると。

[メイン] 清水 晃 : 「……嬉しいですね」

[メイン] 清水 晃 : ……悪い気はしなかった。

[メイン] サーシャ : ペコリ、と一礼してからその場を去る。……後ろ髪引かれるものが無いとは言わない。

[メイン] 清水 晃 : 「良い旅を!」

[メイン] サーシャ : だが、それは私には許されない。

[メイン] サーシャ : ……しかし。

[メイン] サーシャ : 「はい、"清水"さん……!」

[メイン] サーシャ : 少しだけなら。

[メイン] サーシャ : ……そして、私は山へと向かって足を進めていった。

[メイン] サーシャ :  

[メイン] サーシャ : ……そして、日が赤らみ初めた頃。

[メイン] サーシャ : 「こんな所が……」

[メイン] サーシャ : 登山道を登りきったところには、開けた空間。そして、そこにはこの村を一望できる展望台があった。

[メイン] サーシャ : 無言で展望台の柵に近づく。

[メイン] サーシャ : 「……綺麗」

[メイン] サーシャ : ポケットから、あのハンカチを取り出し、目に当てる。

[メイン] サーシャ : 「……この村を守れて、……守って……」

[メイン] サーシャ : 「…………」

[メイン] サーシャ : 夕陽が、落ちそうになる頃。

[メイン] サーシャ : 「……行きましょう」

[メイン] サーシャ : ……もう、大丈夫。

[メイン] サーシャ : そして、これからも私の役目を全力で果たしていこう。

[メイン] サーシャ : それが私の日常であり、宿命なのだから――

[メイン] サーシャ :  

[メイン] サーシャ :  

[メイン] サーシャ :